東大、東京カレッジの客員教授にアリババ創設者のジャック・マー氏
東京大学は5月1日付で、馬雲(ジャック・マー)氏が東京カレッジの客員教授として着任したことを発表した。招聘期間は5月1日~10月31日。
東京カレッジの客員教授としては、同カレッジの重要な研究テーマへの助言や支援、とりわけ持続可能な農業と食料生産の分野での、東京大学の研究者との共同研究や事業の実施、講演や講義を通じた起業、企業経営、イノヴェーションなどに関する同氏の持つ豊かな経験や先駆的な知見の、東京大学学生や研究者との共有といった貢献が期待されている。
東京カレッジは、東京大学と海外の研究者や研究機関を結ぶインターフェイスとして、2019年に設立されており、「発見の喜び、知の力(Joy of Discovery and Power of Knowledge)の共有」を中心理念に、「2050年の地球と人類社会(The Earth and Human Society in 2050)」を追求すべき研究課題として掲げる。
重要な研究テーマで助言や支援
ジャック・マー氏は、1999年にアリババ・グループを創立し、同年より2019年9月まで会長を、2013年5月までCEOを務めている。2014年にはジャックマー財団を創立し、教育、起業、環境保護などに注力するとともに、国連持続可能な開発目標(SDGs)の名誉提唱者、自然保護団体ネイチャー・コンサーバンシーのグローバル評議会メンバー、自然保護NPOパラダイス財団の共同会長を務める。東京カレッジの客員教授としては、同カレッジの重要な研究テーマへの助言や支援、とりわけ持続可能な農業と食料生産の分野での、東京大学の研究者との共同研究や事業の実施、講演や講義を通じた起業、企業経営、イノヴェーションなどに関する同氏の持つ豊かな経験や先駆的な知見の、東京大学学生や研究者との共有といった貢献が期待されている。
東京カレッジは、東京大学と海外の研究者や研究機関を結ぶインターフェイスとして、2019年に設立されており、「発見の喜び、知の力(Joy of Discovery and Power of Knowledge)の共有」を中心理念に、「2050年の地球と人類社会(The Earth and Human Society in 2050)」を追求すべき研究課題として掲げる。