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えぇ!今月の給料9000円!? 「気がつけば生保レディで地獄みた。」全国書店で販売中

暮らし

2023/05/01 12:00

 古書店「古書みつけ」は4月28日に、公募によって集まった166作品の中から審査で選ばれた作品『気がつけば生保レディで地獄みた。』(忍足みかんさん・著)を、全国の書店および「古書みつけ」店頭(東京都台東区)にて発売した。四六版で、価格は1650円。

『気がつけば生保レディで地獄みた。』書影

著者・忍足みかんさんが6月末まで週一で店主に

 『気がつけば生保レディで地獄みた。』は、「古書みつけ」が企画した第1回「気がつけば○○ノンフィクション賞」の受賞作で、最終審査は漫画家の新井英樹さん、脚本家の加藤正人さん、著述家の本橋信宏さんと、いずれも映像化された作品を持つ現役の作家によって行われている。

 同書は、生保業界に新卒で入社した著者が「3年神話」を信じて働き続け、心を病み、自殺する寸前にまで追い込まれ、元同僚とともに告発に踏み切るという、壮絶なノンフィクション。

 同調圧力社会やハラスメント社会に対する叫びだけでなく、LGBTQ+当事者でもある著者の「生きづらさ」が、LGBTQ+フレンドリー企業だった生命保険会社で浮き彫りになっていく過程も描かれ、単純な「職業体験舞台裏」とは一線を画する作品となっている。
 
著者の忍足みかんさん

 なお、同書の著者である忍足みかんさんは、6月末までの毎週水曜日に、週替わり店主を務める。
 
「古書みつけ」店舗
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