KDDIと沖縄セルラーは、「au」「UQ mobile」において、健康保険証などの書類の本人確認書類としての取り扱いを5月中旬で終了すると発表した。

ドコモに続いて見直し

　同社ではこれまで、携帯電話などの新規契約締結や各種手続き時の本人確認書類について、健康保険証（健康保険被保険者証）などの書類を本人確認書類として取り扱ってきたが、契約者本人の意図せぬ不正な契約締結や不正利用などの発生、健康保険証や本人確認書類として利用できるマイナンバーカードの普及状況などを踏まえ、本人確認書類としての取り扱いを終了する。

　取り扱いを終了する書類は、健康保険被保険者証、国民健康保険被保険者証、国民健康保険退職被保険者証、（国民）健康保険高齢受給者証、ひとり親家庭（母子家庭）等医療費受給者証、障害者医療費受給者証、公害医療手帳、健康管理手帳、健康保険日雇特例保険者手帳、自衛官診療証、後期高齢者医療被保険者証、介護保険被保険者証、船員保険高齢受給者証、精神障害者医療費受給者証、子ども医療費受給者証、心身障害者医療費受給者証、重度障害者医療証、児童扶養手当証、特別児童扶養手当証書、私立学校教職員共済加入者証、遠隔地用健康保険被保険者証、学生用被保険者証（国民健康保険）、共済組合員証、船員保険被保険者証、乳幼児医療費受給者証（（乳）医療証）、福祉医療費受給者証、医療費の補助をうけることのできる手帳、医療費関連の受給者証となる。

　これら以外の本人確認書類（運転免許証、顔写真付き運転経歴証明書など）ついては引き続き利用できる。また未成年は、本人の親権者同意書／フィルタリングサービス申出書、親権者の本人確認書類が必要となるため、引き続き、健康保険証を本人確認書類として取り扱う。