4月14日、「ユニクロ ヨドバシAkiba店」がオープンする。オープンに先立ち、ユニクロは内覧会を開催。店内は、東京・秋葉原の立地を生かした独自の取り組みが満載だった。
オリジナルのTシャツやトートバッグが作れるサービス「UTme!」の提供でも、秋葉原ならではのラインアップをそろえる。ヨドバシカメラのキャラクター「ヨドバシくん」をはじめ、プラモデルメーカーのBANDAI SPIRITSによるフィギュアブランド「魂ネイションズ」、YKKのファスナーやスナップ・ボタン、チロルチョコのオリジナルチョコ、ヤーマンの美容機器、国立科学博物館の展示物にちなんだデザインなど、秋葉原に縁のある企業のデザインを「UTme!スタンプ」として用意している。
ユニクロ ヨドバシAkiba店の売り場面積は約430坪(1421.49平方メートル)。ユニクロにとって「アキバ史上最大」の大型店が秋葉原エリアをどのように“ゲンキ”にするのか、注目が集まりそうだ。(BCN・佐相彰彦)
サブカルチャー拠点を生かす
秋葉原は、「電気街」の名の通り、多くの家電量販店が軒を連ねていることに加え、ゲームやアニメ、アイドルなどのサブカルチャー拠点でもある。そのような中でオープンするとあって、店内では漫画コミックの吹き出しを模したPOPを展開している。ヨドバシや秋葉原に縁のある企業とコラボ
また、店内でヨドバシカメラの商品も展示。ユニクロが提案する「LifeWear」と同様、生活家電も生活に欠かせないアイテムという目的で紹介している。さまざまな生活シーンに合わせたコーディネートや組み合わせを家電とともに提案。来店者が便利に買い物できる売り場を目指している。オリジナルのTシャツやトートバッグが作れるサービス「UTme!」の提供でも、秋葉原ならではのラインアップをそろえる。ヨドバシカメラのキャラクター「ヨドバシくん」をはじめ、プラモデルメーカーのBANDAI SPIRITSによるフィギュアブランド「魂ネイションズ」、YKKのファスナーやスナップ・ボタン、チロルチョコのオリジナルチョコ、ヤーマンの美容機器、国立科学博物館の展示物にちなんだデザインなど、秋葉原に縁のある企業のデザインを「UTme!スタンプ」として用意している。
ビジネス街としての商品・サービス充実
最近では、IT企業をはじめ、さまざまな企業が秋葉原エリアにオフィスを構えていたり、多くの会社員が秋葉原を訪れていることから、他エリアの店舗に比べてビジネス用のスーツやワイシャツを充実。自分サイズのスーツが作れる「ユニクロ カスタムオーダー」、ワイシャツを取り出しやすい棚に仕上げるなど、会社員が購入しやすい環境を整えている。インバウンド需要を取り込む
外国人観光客が訪れるケースが多いことから、インバウンド需要を取り込む工夫も凝らしている。日本が春夏であれば秋冬物など、日本と季節が逆の観光客向け商品を販売するほか、サイズが大きい客や小さい客向けに特別サイズも用意している。「さぁ、ゲンキ街へ。」がコンセプト
4月14日から16日までのオープン期間中は、買い物した客にオリジナル ショッパーをプレゼントする。オープンコンセプトである「さぁ、ゲンキ街へ。」のビジュアルが入ったデザインのショッパーに購入いただいた商品を入れて無料で渡す。ユニクロ ヨドバシAkiba店の売り場面積は約430坪(1421.49平方メートル)。ユニクロにとって「アキバ史上最大」の大型店が秋葉原エリアをどのように“ゲンキ”にするのか、注目が集まりそうだ。(BCN・佐相彰彦)