運転しなければ「ゴールド免許」!? 保有者の3人に1人が「ペーパードライバーを自覚」
三井住友海上火災保険は3月31日に、全国の20~50代の男女のうち、現在ペーパードライバーであると回答した人400名、過去にペーパードライバーであったと回答した人400名の計800名を対象に実施した、「ペーパードライバーに関する実態調査」の結果を発表した。同調査は、2月21日~24日の期間に行われている。
調査対象者のうち、ペーパードライバーに定期的に運転していない期間を尋ねたところ、「3年以上」という回答が73.3%を占めた。また、「10年以上」という回答が半数超に達している。
自身の運転に対する自信度を尋ねた質問(100点満点)では、平均は25.4点で20点未満が半数超を占めた。一方で、元ペーパードライバーに自信度を尋ねたところ、平均が60.4点まで上がっており、ペーパードライバーと元ペーパードライバーとの自信度の平均点には、約35点の差がある。
運転しなくても運転免許を更新し続けている人(し続けていた人)に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「将来的に車に乗るかもしれないから」(56.3%)、「写真付きの身分証明書として使えるから」(52.1%)が上位を占めた。30代男性では「履歴書の資格欄に書けるから」(22.1%)が最多となり、が、他の年代に比べて顕著に多くなっている。
ペーパードライバーから卒業したい(運転したい)と思うことがあるかを尋ねたところ、「したいと思う」とする回答が50.8%に達した。
運転をしない理由としては(複数回答)、女性では「運転が怖いから」(77.0%)、男性では「車を持っていないから」(49.5%)がもっとも多い。
元ペーパードライバーに、ペーパードライバーから卒業したきっかけを尋ねた質問(複数回答)では、「子連れでの移動のため」が女性では19.0%だったのに対して男性では5.0%、「友人とのドライブやデートの機会が増えたため」が女性では5.0%だったのに対して男性では16.5%と、こちらも男女間で差異がみられた。
同じく元ペーパードライバーに、ペーパードライバーから卒業するために役立ったサービスを尋ねたところ(複数回答)、82.5%の人が何らかのサービスを活用している。そのほか、「ドライブレコーダー」(16.8%)や「免責金額が0円の保険」(11.0%)といった、万が一の事故への備えを挙げる回答もみられ、「安心」がペーパードライバー卒業につながることがうかがえる。
ペーパードライバーに、ペーパードライバーであることに不便さや後悔を感じているかを尋ねた質問では、女性の71.0%、男性の61.7%が「感じる」と回答した。なお、ペーパードライバーを「卒業したい」と思っている人に限定すると、男女合わせて86.2%が不便さや後悔を感じていることがわかった。
ペーパードライバーであることに、不便さや後悔を感じるシチュエーションでは(複数回答)、「子どもの送り迎えの時」(女性:19.5%、男性:4.0%)、「仕事で移動する時」(女性:6.0%、男性:10.0%)で特に男女差がみられる。
ペーパードライバーの7割が3年以上運転せず
全国の運転免許保有者のうち、76%がゴールド免許を保有しており、ゴールド免許保有者のうち32.2%がペーパードライバーの自覚があると回答した。一方で、普通免許保有者のうち約半数はペーパードライバーではないゴールド免許保有者であるという。調査対象者のうち、ペーパードライバーに定期的に運転していない期間を尋ねたところ、「3年以上」という回答が73.3%を占めた。また、「10年以上」という回答が半数超に達している。
自身の運転に対する自信度を尋ねた質問(100点満点)では、平均は25.4点で20点未満が半数超を占めた。一方で、元ペーパードライバーに自信度を尋ねたところ、平均が60.4点まで上がっており、ペーパードライバーと元ペーパードライバーとの自信度の平均点には、約35点の差がある。
運転しなくても運転免許を更新し続けている人(し続けていた人)に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「将来的に車に乗るかもしれないから」(56.3%)、「写真付きの身分証明書として使えるから」(52.1%)が上位を占めた。30代男性では「履歴書の資格欄に書けるから」(22.1%)が最多となり、が、他の年代に比べて顕著に多くなっている。
ペーパードライバーから卒業したい(運転したい)と思うことがあるかを尋ねたところ、「したいと思う」とする回答が50.8%に達した。
運転をしない理由としては(複数回答)、女性では「運転が怖いから」(77.0%)、男性では「車を持っていないから」(49.5%)がもっとも多い。
元ペーパードライバーに、ペーパードライバーから卒業したきっかけを尋ねた質問(複数回答)では、「子連れでの移動のため」が女性では19.0%だったのに対して男性では5.0%、「友人とのドライブやデートの機会が増えたため」が女性では5.0%だったのに対して男性では16.5%と、こちらも男女間で差異がみられた。
同じく元ペーパードライバーに、ペーパードライバーから卒業するために役立ったサービスを尋ねたところ(複数回答)、82.5%の人が何らかのサービスを活用している。そのほか、「ドライブレコーダー」(16.8%)や「免責金額が0円の保険」(11.0%)といった、万が一の事故への備えを挙げる回答もみられ、「安心」がペーパードライバー卒業につながることがうかがえる。
ペーパードライバーに、ペーパードライバーであることに不便さや後悔を感じているかを尋ねた質問では、女性の71.0%、男性の61.7%が「感じる」と回答した。なお、ペーパードライバーを「卒業したい」と思っている人に限定すると、男女合わせて86.2%が不便さや後悔を感じていることがわかった。
ペーパードライバーであることに、不便さや後悔を感じるシチュエーションでは(複数回答)、「子どもの送り迎えの時」(女性:19.5%、男性:4.0%)、「仕事で移動する時」(女性:6.0%、男性:10.0%)で特に男女差がみられる。