【記者のひとこと】「あったら楽しそう」を続々立ち上げ

コラム

2023/03/23 10:00

 北海道・十勝地方の「ばんえい競争」で使われる馬を使った「馬車BAR」で帯広市内を周遊しながら軽食を楽しむ。星空や森林浴などおすすめスポットに車でけん引できる「小さな家」を移動して、そこで宿泊できるサービス―。

 「あったら楽しそう」というサービスを次々と生み出しているのが野村総合研究所(NRI)の「イノベーション・プログラム」です。沖縄や山陰、新潟でも同様のプログラムを実施しており、昨年末には山形県鶴岡市で新規プログラムが発足しています。

 イノベーション・プログラムでは、資金的な支援の役割を担う地元の金融機関なども巻き込んで、過去8年間で650人余りの起業家を輩出。約140件の新規事業構想の創出と、25の新会社の立ち上げにも関わっています。これまでの経緯や狙いをレポートしました。(安藤章司)

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野村総合研究所のイノベーション・プログラム、650人余りの起業家を支援 金融機関を軸に地域産業を創り出す