MUJI HOUSEは3月に、エネルギーや生活水などを既存のライフラインに依存しないモバイルユニットとして移設・組み合わせることで、インフラの整わない場所でも自由自在に暮らせるようにする移動式住宅の実証実験「ゼロ・プロジェクト」を開始する。
「インフラ・ゼロ」としては、エネルギーや水を自ら生成する仕組みをつくることで、既存のインフラに頼らない家を目指す。
「カーボン・ゼロ」では、太陽光発電や廃棄物発電などの再生可能エネルギーを活用することで、温室効果ガスの排出を実質ゼロにする。
「リビングコスト・ゼロ」としては、取得したエネルギーの効率的な利用・廃棄・排泄物の処理コストをかけないことによって、生活に必要なエネルギーコストを実質ゼロにすることを目指す。
「災害リスクゼロ」では、生活インフラの自給自足と、どこにでも移動可能な機能を備えることで、自然災害のリスクを回避する。
今後は、テクノロジーの検証を行った上で、プロトタイプを開発するとともに、実証実験として実際に生活する人の募集を予定している。実証実験の検証を経て、2024年以降に「インフラゼロでも暮らせる家」の実用化を目指す。
四つの“ゼロ”の実現に向けては、U3イノベーションズ、モノクロームとも連携し、具体的な実証実験を進めていく。
「インフラゼロでも暮らせる家」実証実験
「ゼロ・プロジェクト」のコンセプトは“ゼロの家 -この家があればなにもいらない-”で、「インフラ・ゼロ」「カーボン・ゼロ」「リビングコスト・ゼロ」「災害リスクゼロ」の四つの“ゼロ”を目標として、実証実験を行っていく。「インフラ・ゼロ」としては、エネルギーや水を自ら生成する仕組みをつくることで、既存のインフラに頼らない家を目指す。
「カーボン・ゼロ」では、太陽光発電や廃棄物発電などの再生可能エネルギーを活用することで、温室効果ガスの排出を実質ゼロにする。
「リビングコスト・ゼロ」としては、取得したエネルギーの効率的な利用・廃棄・排泄物の処理コストをかけないことによって、生活に必要なエネルギーコストを実質ゼロにすることを目指す。
「災害リスクゼロ」では、生活インフラの自給自足と、どこにでも移動可能な機能を備えることで、自然災害のリスクを回避する。
今後は、テクノロジーの検証を行った上で、プロトタイプを開発するとともに、実証実験として実際に生活する人の募集を予定している。実証実験の検証を経て、2024年以降に「インフラゼロでも暮らせる家」の実用化を目指す。
四つの“ゼロ”の実現に向けては、U3イノベーションズ、モノクロームとも連携し、具体的な実証実験を進めていく。