2月15日からPayPayの「超PayPay祭」が始まった。4月16日までの2カ月に渡る大規模キャンペーンだ。このほか、2月後半に利用できる主要スマートフォン（スマホ）決済サービスのキャンペーンをまとめた。

PayPay

　PayPayは、最大3回抽選可能な、抽選で最大全額還元（上限10万円）が当たるキャンペーン「日本全国全額チャンス！超ペイペイジャンボ」をはじめとする大規模キャンペーン「超PayPay祭」を4月16日まで開催中。詳しくは公式サイト「超PayPayジャンボ完全攻略ガイド」（https://paypay.ne.jp/event/paypayjumbo-progress-method/）を見ると分かりやすいだろう。
 
　そのほか、2月末日まで「セブン-イレブンアプリで当たるPayPayジャンボ」「三菱UFJUFUF銀行口座をお持ちの方向け！はじめての銀行口座登録でPayPayポイントプレゼントキャンペーン」も開催している。

楽天ペイ・楽天ポイント

　楽天ペイメントは、スマホ決済サービス「楽天ペイ」を対象店舗で利用するだけで自動適用されるエントリー不要のキャンペーン「お買い物したその場で結果がわかる！楽天ペイチャンス」を毎月実施している。

　また、楽天ペイをメインで利用するなら、毎月1日・11日の要エントリーのキャンペーン「チャージの日」キャンペーンをうまく活用しよう。当初は「1日」のみだったが、「11日」も追加され、抽選チャンスは2回に増えた。それぞれ2万円ずつチャージすると、合計毎月4万円、楽天キャッシュを積み立てていくかたちになり、あわせて「楽天ペイは楽天キャッシュ払い」と設定しておくと、使いすぎも防げるだろう。なお、3月からエントリー期間が1日～3月11日に変更になると予告されている。
 

d払い・dポイント

　NTTドコモのスマホ決済サービス「d払い」は、2月28日まで、「d払い」加盟店（街のお店・ネット）において、エントリー後、1回当たり税込500円以上決済すると、抽選で最大全額分のdポイントが当たる「その場で当たる！最大全額還元！d払い抽選キャンペーン」を開催している。当選時の還元率は、1等が100％、2等が10％、3等が0.2％で、キャンペーン期間中の付与上限は1万ポイント。なお、ファミリーマート、Amazonなど一部の店舗、調剤など一部の商品はキャンペーン対象外。

　PayPay、au PAYに対抗するため、3月にも同様のキャンペーンを実施すると記者は予想しているが、2月20日時点ではそうした内容の発表はない。

au PAY

　KDDIは、2月22日～3月22日の期間、au PAYのコード決済で200円以上を支払うと、もれなく1ポイント以上、抽選でPontaポイントが当たる「たぬきの抽選会 春」を開催する。キャンペーンで進呈するポイント数は、1等が3000ポイント、2等が100ポイント、3等が20ポイント、4等が10ポイント、5等が1ポイント。au PAYクーポンとも併用できるのでうまく活用しよう。
 
　最後にもれなく10％ポイント還元となる「J-Coin Pay大感謝キャンペーン」を紹介しよう。2月13日～3月12日23時59分の期間、ウエルシア・ガスト・スギ薬局・松屋・ヤマダデンキ・コジマ/ビックカメラ・カインズなどの対象店舗でJ-Coin Payで決済すると、決済金額の10％がJ-Coinボーナスで戻ってくるというキャンペーンだ。

　対象店舗は、家電量販店・ドラッグストア・ファミリーレストラン・居酒屋・ホームセンターなど全国約2万店舗。1人あたりの還元上限は最大1万円分で、キャンペーンで進呈されたJ-Coinボーナスは付与日から3カ月後の末日まで利用できる。
 
　J-Coin Payは、みずほ銀行が提供する銀行口座直結・口座への送金（払出）も可能なスマホ決済サービス。連携可能な金融機関は、みずほ銀行のほか、群馬銀行、武蔵野銀行、ろうきんなど多数。子どもや高齢者など、提携金融機関の口座を持たない人向けに、20年9月に送金受け取り・決済専用のJ-Coin Liteも提供している。

　スマホ決済サービスは、もともとの顧客基盤ごとに、PayPay、au PAYやd払いといった通信系、楽天ペイ、AEON Payなどのクレジットカード系、ファミペイなどの小売系などに分けることができるが、J-Coin Payのような銀行系にも注目だ。（BCN・嵯峨野 芙美）