全国農業協同組合連合会 宮城県本部は2月7日に、「ササニシキ60周年記念事業」の新ロゴマークを発表した。


　ササニシキ60周年記念事業は、宮城米を支えてきた歴史ある銘柄米「ササニシキ」が、令和5年産で誕生60周年を迎えたことを記念して行われている。

　今回決定したササニシキ60周年記念事業のロゴマークは、ササニシキのさらなる需要拡大に向けて2022年夏に募集が開始され、全国から200以上の応募が寄せられた。さらに、応募作品の中から5作品を選んで、2022年末に実施された一般ウェブ投票では、9000超の投票が行われている。

　投票によって最優秀賞に選ばれたのは、諏訪えりな氏のデザインによる新ロゴマーク。ササニシキの「サ」の字と1粒のお米を組み合わせたデザインで、海外の人にも愛着を持ってもらえるよう、“日本の宮城県のお米”であることをローマ字で組み込んだ。また、優しいカラーリングによって、ササニシキの上品な味わいを表現している。
 
　誕生60周年となる令和5年産の新米シーズンには、米袋などへの新ロゴマーク採用を提案していく。また、SNSを通じた情報発信や、ノベリティなどによる周知強化も推進する。