【記者のひとこと】真のデータドリブンの実現に向けて
週刊BCNは毎年1月、IT企業の経営者に新たな年の方針を聞く「新春トップインタビュー」を掲載しています。その中で、今年、特に頻出したのが“データ活用”というキーワードです。新しいトレンドではありませんが、各社の本気度はこれまで以上に強いように感じました。
ただ企業の経営者と従業員の間では、データ活用に対して温度差があるようです。米Salesforce(セールスフォース)のペドロ・アレヤノ・Tableau担当シニアバイスプレジデント&ゼネラルマネージャーは1月18日に開催した記者説明会で、「現在のBIは、データプロフェッショナルに特化したものであり、データコンシューマーが使いやすいものにはなっていない」と指摘しました。
データプラットフォームや分析ツールが高機能であっても、使いこなせなければ意味はありません。まして縦割り意識の強い日本の組織では、データによって得られた成果が埋もれてしまうことも珍しくないでしょう。真のデータドリブンを実現するためには、プロフェッショナルの育成だけでなく、部署の隔てなくデータに触れられる環境を整備することも必要になってくると思います。(大蔵大輔)
【記事はこちら】
米Tableau、セールスフォースとの連携でデータから「次の行動」を導く
ただ企業の経営者と従業員の間では、データ活用に対して温度差があるようです。米Salesforce(セールスフォース)のペドロ・アレヤノ・Tableau担当シニアバイスプレジデント&ゼネラルマネージャーは1月18日に開催した記者説明会で、「現在のBIは、データプロフェッショナルに特化したものであり、データコンシューマーが使いやすいものにはなっていない」と指摘しました。
データプラットフォームや分析ツールが高機能であっても、使いこなせなければ意味はありません。まして縦割り意識の強い日本の組織では、データによって得られた成果が埋もれてしまうことも珍しくないでしょう。真のデータドリブンを実現するためには、プロフェッショナルの育成だけでなく、部署の隔てなくデータに触れられる環境を整備することも必要になってくると思います。(大蔵大輔)
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