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テレワークや時差通勤「変えたくない」7割弱、「つながらない権利への配慮必要」7割強

経営戦略

2023/01/19 18:30

 ビッグローブは1月18日、全国の20~50代で働いている男女892人を対象に実施した「働き方に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2022年12月6~7日の期間に行われている。

4割超の人が業務時間外に電話やメール、チャットでの業務対応経験あり
 

業務時間外の仕事の連絡 「急を要する場合のみ対応」が56.7%

 調査対象者に、業務時間外に電話やメールやチャットなどで業務対応をしたことがあるかを尋ねたところ、「ある」という回答が41.5%に達した。
8割近くの人が業務時間外での仕事の連絡に対応

 業務時間外で仕事の連絡がきたら(電話、メール、チャットなど)どうするかを尋ねた質問では、「すべて対応する」が21.6%、「急を要すると判断した場合のみ、対応する」が56.7%を占めており、「対応しない」は21.6%に留まっている。
7割強の人が「“つながらない権利”への配慮が必要」と回答

 勤務時間外や休日に、仕事上のメールや電話への対応を拒否する権利である“つながらない権利”に対する配慮が必要だと思うかを尋ねたところ、「思う」(39.9%)と「やや思う」(35%)を合わせた割合が7割強に達した。
 

「リスキリングに取り組みたい」は55.5%

2023年のリスキリングへの取り組み意向が半数超に

 2023年に、新しい職業に就くため、または今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために必要なスキルを身につける、リスキリングに取り組みたいと思うかを尋ねた質問では、「思う」(15.6%)と「やや思う」(39.9%)を合わせた割合が55.5%を占めている。
副業が認められている企業は3割、これまでの副業経験は3割弱、2023年の副業意向は3割超

 副業については、「副業が会社で認められている」が30.7%、「今までに副業をした経験がある」が27.8%、「2023年に副業をしたいと思う」が33.2%となった。
テレワークや時差通勤、7割超が「変えたくない」

 2023年は働き方をどのように変えたいかについて、テレワーク、時差通勤、残業、会食、対面での商談それぞれの項目で尋ねたところ、「テレワーク」では「変えたくない」が65.1%、「増やしたい・やや増やしたい」が26.2%、「減らしたい・やや減らしたい」が8.7%となっている。

 「時差通勤」では「変えたくない」が66.3%、「増やしたい・やや増やしたい」が25.5%、「減らしたい・やや減らしたい」が8.3%だった。「残業」については「変えたくない」が60.1%、「増やしたい・やや増やしたい」が10.1%、「減らしたい・やや減らしたい」が29.8%となっている。
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