角屋は12月18日、同社の運営する「餞心亭おゝ乃」（新潟県三条市）が店舗を持たない創作フレンチレストラン「在宅レストラン～cadeau vouno～」による新商品の先行販売をクラウドファンディング「Makuake」で開始したことを発表した。

 

食事中の「会話できる時間の確保」を工夫

　「在宅レストラン～cadeau vouno～」は、ウェブ上でしか展開しない創作フレンチレストランとして誕生。Makuakeでの新商品の先行販売は、2023年春の楽天市場への出店に向けて行われる。

　同レストランのメインテーマは、“全国のお宅の台所にまるでシェフが出張したかのように感じてもらい、食事中の会話をなるべく途切れさせることなく楽しんでもらう”こと。調理法、工程のオペレーションを工夫し、自宅でも本格的なフレンチフルコースが楽しめるよう開発された。

　食事中に並行して湯煎で温めたり、電子レンジで調理したりといった工程を組み合わせてプログラム化することで、食事の際の重要な要素である“会話できる時間の確保”を実現した。
 

トリュフ入りコンソメスープや国産牛の煮込みなど

　Makuakeにおける先行販売では、コースと単品など13項目のリターンの提供を用意している。フルコースでは、トリュフ入りコンソメスープ、鮭のパイ包み焼き、国産牛の煮込み、魚介のパスタなど全5品を用意する。
　トリュフ入りコンソメスープは牛すね肉とタマネギ、人参、セロリなどを2日間かけて煮込んだビーフコンソメにトリュフ、タマネギ、ハート型の飾り人参を添えている。
　鮭のパイ包み焼きは、鮭どころ新潟の目利きで選んだ鮭を白身魚のムースで覆い、パイ皮で包んだ。
　国産牛の煮込みは、国産牛を5時間かけて柔らかく煮込み、椎茸・しめじと一緒に豚の網脂で包んでまろやかなコクを出している。赤ワインソースとシャンパンソースのどちらでも上品な味を楽しめる。

　なお、魚料理と肉料理では、赤ワインソース・シャンパンソース・トマトソースの、シェフ手作りソース3種類を用意しており、好みで使い分けられる。
　魚介のパスタは、魚介の出汁をじっくり取ったスープに、ニンニク、鷹の爪を炒めてトマトで和えた本格的なパスタソースを使用する。

　主なリターンと価格は、フルコース1人分が通常価格1万2900円のところ、超早割なら30％オフの9030円、早割なら20％オフの1万320円、またMakuakeなら10％オフの1万1610円で購入できる。

　フルコース2人分は通常価格2万2900円で、超早割なら30％オフの1万6030円、早割なら20％オフの1万8320円、また10％オフの2万610円で購入可能なリターンも提供する。

　そのほか、国産牛の煮込み＋コンソメスープなど、計13項目のリターンを用意している。