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相鉄・東急直通線の開業日、2023年3月18日に決定! 湘南台から新宿三丁目まで最速59分など

販売戦略

2022/12/16 19:00

 相模鉄道(相鉄)、東急電鉄(東急)、東京地下鉄(東京メトロ)、東京都交通局、埼玉高速鉄道、東武鉄道、西武鉄道の7社は、2023年3月(予定)に開業すると発表していた「相鉄新横浜線・東急新横浜線」の開業日を23年3月18日に決定したと発表した。各社は利便性向上や利用状況にあわせた運行最適化のため、同日にダイヤ改正を行う。

開業後の路線図

 相鉄と東急が進める相鉄新横浜線・東急新横浜線(相鉄・東急直通線)は、相鉄本線・いずみ野線、東急東横線・目黒線に接続し、東京メトロ南北線・副都心線、都営三田線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線、東武東上線まで直通運転を行う。このうち、相鉄本線からの列車は東急目黒線方面に乗り入れ、東京メトロ南北線、都営三田線、埼玉スタジアム線に直通し、相鉄いずみ野線からの列車は東急東横線方面に乗り入れ、東京メトロ副都心線、東武東上線に直通する。

 西武鉄道の西武池袋線・狭山線・有楽町線は相鉄・東急直通線と直通運転を行わないが、東急線内で同一ホームで乗り換えできる。また、日中時間帯は、メトロ南北線・埼玉スタジアム線と相鉄線との直通運転は行わない。

 最速所要時間は、湘南台-新宿三丁目間が59分、新横浜-川越市(東武東上線)間が82分、海老名-大手町(都営三田線)間が70分、新横浜-浦和美園(埼玉スタジアム線)間が84分など。

 来春の相鉄・東急直通線の開業に伴い、神奈川県央地域・横浜市西部から東京23区西部、東京多摩北部、埼玉中央地域・西部地域に至る広域的な鉄道ネットワークが形成され、所要時間の短縮、乗り換え回数の削減など、交通利便性・速達性が向上する。特に恩恵の大きいのは東急東横線・目黒線で、東急新横浜線から早朝新横浜駅始発下りの東海道新幹線へ乗り換えが可能になる。なお、他社に追随し、東急電鉄も23年2月28日をもって普通回数乗車券、時差回数乗車券、土・休日割引回数乗車券の発売を終了する。
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