マイボイスコムは12月13日に、同社のモニタ会員を対象に実施した、「ドラッグストアの利用」に関するインターネット調査の結果を発表した。同調査は、11月1日～5日の期間に行われ、9926名から回答を得ている。


　調査対象者に、ドラッグストアの利用頻度を尋ねたところ、「月2～3回」「月1回以下」がボリュームゾーンで、週1回以上の利用は3割強、男女別では女性による利用の方が多かった。
　直近1年間に利用したドラッグストアを尋ねた質問（複数回答）では、「ウエルシア」（31.9％）がもっとも多く、以下「マツモトキヨシ」「サンドラッグ」「スギ薬局、スギドラッグ、ドラッグスギ」がそれぞれ20％台で続いている。

　地域別では、北海道・東北で「ツルハドラッグ」、関東で「ウエルシア」、北陸で「クスリのアオキ」、中部・近畿で「スギ薬局、スギドラッグ、ドラッグスギ」、中国・四国・九州で「ディスカウントドラッグ コスモス」が、それぞれ1位だった。

　直近1年間にドラッグストアで購入した商品としては（複数回答）、「市販薬」「トイレタリー用品」がそれぞれ6割弱、「ティッシュ、トイレットペーパーなど」が50.8％、「その他日用消耗品」「家庭用品」「お菓子、チルドデザート、アイスクリーム」「食料品」がそれぞれ40％台となっている。10・20代の男性では「トイレタリー用品」「飲料（アルコール以外）」が多く、「クスリのアオキ」「ディスカウントドラッグ コスモス」をおもに利用している人では「食料品」「お菓子、チルドデザート、アイスクリーム」が上位を占めた。

　ドラッグストア利用時に、重視する点を尋ねたところ（複数回答）、「価格が安い」（68.4％）が最多となり、以下「品揃えが豊富」（55.3％）、「便利な場所にある」（49.2％）、「ポイントやキャンペーンなどのお得なサービスがある」（37.9％）が続いている。また、「クリエイト エス・ディー」「ディスカウントドラッグ コスモス」では「食料品や飲料などが充実している」「価格が安い」を挙げる回答が多かった。
　直近1年間にドラッグストアで購入する際、どのようなポイントを貯めているかを尋ねた質問（複数回答）では、約85％の人が購入時にポイントを貯めており、「各ドラッグストア独自のポイントを貯める」は59.7％となっている。一方、「いろいろな店で使える共通ポイントを貯める」は54.1％となり、2018年に行われた調査の結果よりも増加した。