マルチスレッド性能をさらに高めた第13世代インテル Core プロセッサー、パフォーマンスを「Call of Duty: Modern Warfare II」で体感
インテル最新プロセッサーのハイパフォーマンスを最新のFPSゲームで実際に感じてもらう――。そのためのタッチ&トライのイベントが東京・秋葉原で2日間にわたって開催された。会場では、実機でのFPSゲームプレーと並行して、インテルやパーツ/PCメーカーが最新技術をプレゼンするセッションも実施。第13世代インテル® CoreTM プロセッサーの高性能がどのように実現されているかをゲーマーや自作派ユーザーに分かりやすく解説していた。
約1000平方メートルの会場に入ってすぐの場所に設けられていたのが、TOUCH & TRYのためのPC体験コーナー。ここには第13世代インテル® CoreTM プロセッサー・ファミリーを搭載した最新のPCが並べられており、整理券をもらった人が最新のFPSゲーム「Call of Duty: Modern Warfare II」をプレーしていた。
また、会場の三方の壁では出展各社がパーツやPCをブースで展示。パーツではASRock、ASUS、MSI、GIGABYTE、Solidigmの各社、PCブランドではarkhive、GALLERIA、Sycom、G-GEAR、G-Tune、STORM、ZEFT、FRONTIER、LEVEL∞のそれぞれが出展していた。
会場の中央にはステージが設営されていて、その裏側にはインテルのブース。ステージではインテルセッション、Call of Duty: Modern Warfare IIセッション、マザーボードメーカーセッション、SOLIDIGMセッションの各セッションが2日間にわたって行われた。
「その結果、ベンチマークテストの結果以上に、ユーザーにとっての体感を上げることができた」と安生部長。例えば、3D CGソフトのBlenderでレンダリングをしたり、インターネットへの配信をしたりしながら、その“表”でゲームソフトを高いフレームレート(fps)でプレーできると説明した。
また、DDR4とDDR5の両方のメモリ規格に対応していることも第13世代インテル® CoreTM プロセッサーの特長だ。安生部長は「今はDDR5に手が届かないのならDDR4のままでもいいし、将来のことも考えてDDR5対応のマザーボードに買い替えてもいいだろう」と述べ、選択肢を残したことが自作派ユーザーに歓迎されるだろうとの見方を示した。なお、グラフィックボードなどのためのPCIeについても、第13世代インテル® CoreTM プロセッサーはGen. 4.0とGen. 5.0の両方をサポートしている。
具体的な製品として安生部長が紹介したのは「i9-13900K」「i7-13700K」「i5-13500K」とそれぞれのグラフィックス省略版の計6種類である。最も性能が高いi9-13900KはP-core(5.80GHz)が8個、E-core(4.30GHz)が16個の24コア構成。i7-13700KはP-core(5.40GHz)が8個とE-core(4.20GHz)が8個の16コア、i5-13500KはP-core(5.10GHz)が6個とE-core(3.90GHz)が8個の14コアとなっている。これらは全てオーバークロック(定格を超えた周波数での動作)に対応しており、チューニング用ツールとしてインテルはインテル® エクストリーム・チューニング・ユーティリティーとインテル® スピード・オプティマイザーの二つを提供している。
では、第13世代インテル® CoreTM プロセッサーはどのような用途に適するのか――。特に適する用途として安生部長が挙げたのは、ゲームプレーとメディア制作だ。ゲーミングでのパフォーマンス向上効果は、第12世代との対比で最大24%。ゲーム開発のようなメディア制作では、複数の作業をマルチタスキングで並列して行うことによって最大34%もの時間短縮効果が得られるという。
その一つが、クリエイターを対象とする「インテル® Blue Carpet Project」だ。ここでは20人のトップクリエイターを支援する「インテル® Blue Carpet Club」と制作ワークショップの「インテル® Blue Carpet Studio」の二つの活動が行われており、セッションではその中から生み出されたクリエイティブ作品の上映も行われた。
また、ゲーマー向けには、Webサイト「RUGs」を含む「インテル® Blue Community」を運営中。「ゲーマーのためのさまざまな情報を提供しつつ、その一つとして、PCについての最新情報も流していきたい」と安生部長はいう。
このほか、リテーラー(小売店)向けのマーケティング策については内覧会が折々に実施されている。「ゲーマーにはこのようなPCと周辺機器が最適、クリエイターはこのようなソリューション提案を求めている、といった提案をリテーラーの皆さんにお伝えしている」と安生部長。コト売りへの転換で新しいユーザー層を開拓してほしいと結んだ。
圧巻の最新プロセッサー性能を体感してもらう2日間のイベント
インテルは2022年11月19・20日、第13世代インテル® CoreTM プロセッサーの圧巻のパフォーマンスを観客に感じてもらう「圧巻のパフォーマンスを体験しよう! TOUCH & TRY EVENT」を東京・秋葉原のAKIBA SQUARE(アキバ・スクエア)で開催した。約1000平方メートルの会場に入ってすぐの場所に設けられていたのが、TOUCH & TRYのためのPC体験コーナー。ここには第13世代インテル® CoreTM プロセッサー・ファミリーを搭載した最新のPCが並べられており、整理券をもらった人が最新のFPSゲーム「Call of Duty: Modern Warfare II」をプレーしていた。
また、会場の三方の壁では出展各社がパーツやPCをブースで展示。パーツではASRock、ASUS、MSI、GIGABYTE、Solidigmの各社、PCブランドではarkhive、GALLERIA、Sycom、G-GEAR、G-Tune、STORM、ZEFT、FRONTIER、LEVEL∞のそれぞれが出展していた。
会場の中央にはステージが設営されていて、その裏側にはインテルのブース。ステージではインテルセッション、Call of Duty: Modern Warfare IIセッション、マザーボードメーカーセッション、SOLIDIGMセッションの各セッションが2日間にわたって行われた。
E-coreとL2キャッシュを増加、マルチスレッドで41%の性能向上
初日幕開きのセッションは、インテルの安生健一朗・第二技術本部部長工学博士による「第13世代インテル® CoreTM プロセッサーSシリーズで快適なゲーミング・クリエイティブ制作を!」。安生部長は最上位のインテル® CoreTM i9-13900K プロセッサーを「5.80GHz駆動のP-coreを搭載した世界最速のデスクトッププロセッサー」と紹介した上で、シングルスレッド性能で15%(第12世代比)、マルチスレッド性能で41%(同)ものパフォーマンス向上を達成したとアピールした。その背景には、E-coreの数を2倍にしたハイブリッド・アーキテクチャーと、L2キャッシュを約2倍に増量したことがあるという。「その結果、ベンチマークテストの結果以上に、ユーザーにとっての体感を上げることができた」と安生部長。例えば、3D CGソフトのBlenderでレンダリングをしたり、インターネットへの配信をしたりしながら、その“表”でゲームソフトを高いフレームレート(fps)でプレーできると説明した。
また、DDR4とDDR5の両方のメモリ規格に対応していることも第13世代インテル® CoreTM プロセッサーの特長だ。安生部長は「今はDDR5に手が届かないのならDDR4のままでもいいし、将来のことも考えてDDR5対応のマザーボードに買い替えてもいいだろう」と述べ、選択肢を残したことが自作派ユーザーに歓迎されるだろうとの見方を示した。なお、グラフィックボードなどのためのPCIeについても、第13世代インテル® CoreTM プロセッサーはGen. 4.0とGen. 5.0の両方をサポートしている。
具体的な製品として安生部長が紹介したのは「i9-13900K」「i7-13700K」「i5-13500K」とそれぞれのグラフィックス省略版の計6種類である。最も性能が高いi9-13900KはP-core(5.80GHz)が8個、E-core(4.30GHz)が16個の24コア構成。i7-13700KはP-core(5.40GHz)が8個とE-core(4.20GHz)が8個の16コア、i5-13500KはP-core(5.10GHz)が6個とE-core(3.90GHz)が8個の14コアとなっている。これらは全てオーバークロック(定格を超えた周波数での動作)に対応しており、チューニング用ツールとしてインテルはインテル® エクストリーム・チューニング・ユーティリティーとインテル® スピード・オプティマイザーの二つを提供している。
では、第13世代インテル® CoreTM プロセッサーはどのような用途に適するのか――。特に適する用途として安生部長が挙げたのは、ゲームプレーとメディア制作だ。ゲーミングでのパフォーマンス向上効果は、第12世代との対比で最大24%。ゲーム開発のようなメディア制作では、複数の作業をマルチタスキングで並列して行うことによって最大34%もの時間短縮効果が得られるという。
ユーザーコミュニティでの活動と小売店向け施策で市場浸透を図る
このような特長を持つ第13世代インテル® CoreTM プロセッサーをより多くの人に知ってもらうことを目指して、インテルはユーザーコミュニティ活動にも力を入れている。その一つが、クリエイターを対象とする「インテル® Blue Carpet Project」だ。ここでは20人のトップクリエイターを支援する「インテル® Blue Carpet Club」と制作ワークショップの「インテル® Blue Carpet Studio」の二つの活動が行われており、セッションではその中から生み出されたクリエイティブ作品の上映も行われた。
また、ゲーマー向けには、Webサイト「RUGs」を含む「インテル® Blue Community」を運営中。「ゲーマーのためのさまざまな情報を提供しつつ、その一つとして、PCについての最新情報も流していきたい」と安生部長はいう。
このほか、リテーラー(小売店)向けのマーケティング策については内覧会が折々に実施されている。「ゲーマーにはこのようなPCと周辺機器が最適、クリエイターはこのようなソリューション提案を求めている、といった提案をリテーラーの皆さんにお伝えしている」と安生部長。コト売りへの転換で新しいユーザー層を開拓してほしいと結んだ。