【記者のひとこと】ボットとの戦い
限定の洋服や靴、人気アーティストのライブチケットなどがネットで販売されても、手に入れるのは至難の業です。販売開始時間にサイトにアクセスしてもつながらず、つながった時には、売り切れていた。こういった経験がある人も多いのではないでしょうか。
このような状況になっている一つの要因としてボットの存在があります。「転売ヤー」とされる人々は、「グリンチボット」と呼ばれる買い占めを目的に設計されたボットを利用しており、人間よりはるかに速く商品を購入します。
米Imperva(インパーバ)が小売り・EC業界のサイバーセキュリティ脅威を分析した調査レポート「The State of Security within eCommerce」によると、2021年7月~22年6月のECサイトへの全トラフィックのうち、約4分の1がグリンチボットをはじめとした悪性ボットによるアクセスだったとしています。
数年前から、ボットによる買い占め行為は問題視されていますが、国内では、規制する法律はなく、対策も進んでいないのが現状です。本当にほしいと思っている人に、商品やチケットが届く世の中になってほしいと願っています。(岩田晃久)
【記事はこちら】
Imperva Japan、ボットを利用した攻撃やAPIの脆弱性を狙った攻撃が増加
このような状況になっている一つの要因としてボットの存在があります。「転売ヤー」とされる人々は、「グリンチボット」と呼ばれる買い占めを目的に設計されたボットを利用しており、人間よりはるかに速く商品を購入します。
米Imperva(インパーバ)が小売り・EC業界のサイバーセキュリティ脅威を分析した調査レポート「The State of Security within eCommerce」によると、2021年7月~22年6月のECサイトへの全トラフィックのうち、約4分の1がグリンチボットをはじめとした悪性ボットによるアクセスだったとしています。
数年前から、ボットによる買い占め行為は問題視されていますが、国内では、規制する法律はなく、対策も進んでいないのが現状です。本当にほしいと思っている人に、商品やチケットが届く世の中になってほしいと願っています。(岩田晃久)
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