関西エリアで住みたい街はどこ? おすすめ3選
関西と一口にいってもさまざまな駅が存在し、それぞれの街に個性がある。その中から自身に適した街を見つけるのは至難の業だろう。SUUMOが2022年に調査した、関西エリアの住みたい街ランキングから上位三つの街を紹介する。引っ越しの予定がある人は参考にしてほしい。
多種多様な公園は子どもの成長に合わせて利用が可能。以前、待機児童数全国ワーストだったが、最近は改善されてきている。なお、西宮市によれば今後、早期解消に向けて力を入れていくとのことだ。
観光地の中で全国的に有名なのは阪神甲子園球場だろう。神社仏閣も多くあり、日本三大厄神の一つである門戸厄神 東光寺は必見だ。
さらに、三宮エリアは今後再開発が進められる予定 であり、将来的にも楽しみな街だ。
人気ランキング上位の街はどうしても家賃相場が高くなりがちなので、ランクインしている中でも比較的下位の街に目をつけるのも一つの手かもしれない。(ライター・ハウザー)
梅田(大阪府)
関西エリアの住みたい街ランキング1位は大阪府の梅田。その魅力をチェックしてみよう。関西地方のどの街にもアクセスが良好
梅田の魅力は何といっても交通アクセスの良さにある。阪急、阪神、大阪メトロ、JRなど、多くの鉄道が乗り入れており、関西エリアのどこに行くにも便利。もちろん、ほかの地方に行くのも乗り換えが少なくて済む。通勤や通学にできるだけ時間をかけたくないと考える場合は、ぴったりの街といえる。デパートや大型商業施設が充実
梅田周辺にはデパートや大型商業施設が充実している。阪急百貨店、阪神百貨店、大丸など、挙げていくと、きりがない。飲食施設も多く存在し、長く住んでいても全てに来店するのは時間がかかりそうだ。欲しいものや食べたいものが浮かんだときに店がすぐ近くにあるのは大きなメリットといえるだろう。駅から少し離れれば単身向けの物件も
梅田は、どちらかというとビジネスや商業施設の街というイメージで、居住用物件が少ないと思われがち。確かに駅から近いところには居住用の物件が少ないのだが、少し離れると単身向けの物件も多く見つかる。繁華街の中は賑やかだが住むにはうるさい。梅田地区の中で少し離れた場所に住めば、利便性と居住性を両立できそうだ。西宮北口(兵庫県)
2位はわずかの差で兵庫県の西宮北口。梅田とは異なる人気の秘密を解説しよう。子育て支援が充実
西宮市は子育て支援が充実しており、子育て世代にとって住みやすい街といえる。医療費は入院も含め中学3年生まで無料(所得制限あり)、児童手当の支給、子育てコンシェルジュによる支援など、金銭面だけでなく精神面でもサポートしてくれるのはほかの地方から引っ越してきた人にとってありがたい。多種多様な公園は子どもの成長に合わせて利用が可能。以前、待機児童数全国ワーストだったが、最近は改善されてきている。なお、西宮市によれば今後、早期解消に向けて力を入れていくとのことだ。
自然環境や観光地が多く存在
西宮市には甲山自然公園をはじめ、豊かな自然環境が存在している。北部に武田尾温泉、南に海など、変化に富んでいるのも特徴だ。観光地の中で全国的に有名なのは阪神甲子園球場だろう。神社仏閣も多くあり、日本三大厄神の一つである門戸厄神 東光寺は必見だ。
神戸三宮(兵庫県)
3位には兵庫県の神戸三宮がランクインした。上位2位から得点面では離されているが、魅力では負けていない。ショッピング施設が豊富
神戸三宮は兵庫県の中でも最大のショッピングエリアであり、多くの商業施設が軒を連ねている。大型の商業施設だけでなく、三宮センター街などの商店街や、レトロ感あふれるショッピング施設もあり、懐が深い。さらに、三宮エリアは今後再開発が進められる予定 であり、将来的にも楽しみな街だ。
神戸駅まで2分、大阪駅まで28分
三宮は交通アクセスも良好であり、神戸駅まで2分、大阪駅まで28分で到着できる。出張が多い人はもちろん、転職するときも同じ場所に住みながら候補を多く見つけられそうだ。家賃相場は少々高めだが、それだけの価値を見いだせればお得といえるだろう。ほかにも魅力的な街が多く存在
これまで関西エリアの住みたい街ランキング3位までを紹介したが、そのエリア以外にも魅力的な街が多く存在している。特に2021年からランクを上げている神戸(兵庫県)、烏丸(京都府)、明石(兵庫県)、心斎橋(大阪府)、福島(大阪府)は要チェックの街だ。人気ランキング上位の街はどうしても家賃相場が高くなりがちなので、ランクインしている中でも比較的下位の街に目をつけるのも一つの手かもしれない。(ライター・ハウザー)