早めにエアコンの冬支度! 電気代削減にもつながる
エアコンを暖房として常時稼働する季節が、すぐ目の前に迫っている。できれば早めにエアコンの冬支度をしておくのがおすすめだ。高騰が激しい電気代の節約にもつながるだろう。
カビが発生すると健康を害する可能性があるため、エアコンの「内部乾燥」機能を使って湿気を取り除きたい。内部乾燥がないエアコンの場合は、1時間から2時間ほど送風運転を続ければ同じ効果が得られるだろう。
掃除の方法については、まず掃除機でホコリを取り除き、さらに水洗いしてしっかりと汚れを洗い流す。自動掃除機能を搭載した機種の場合は、ダストボックスにたまったホコリを取り除いておこう。
汚れが目立つようであれば柔らかい布で拭き取ろう。それでも取れない頑固な汚れは水やぬるま湯に浸した布をしっかり絞って拭き取る。長年の汚れが蓄積しているようであれば専門業者に洗浄を依頼するのもおすすめだ。
エアコンに活躍してもらうためにも、早めにしっかりとメンテナンスしてあげることが望ましいといえそうだ。(ライター・ハウザー)
秋にやっておきたいエアコンの冬支度
まずは夏に冷房としてお世話になったエアコンに対し、やっておきたいメンテナンスを紹介したい。内部乾燥や送風運転でカビを抑制
冷房運転は、部屋の湿度を快適にしてくれるが、実はエアコン内部は湿度が高く結露が発生していることが多い。部屋の空気が冷たい熱交換器に触れることで結露するためであり、冷房をつけた後、何もしないで放っておくとカビが発生しやすい環境になってしまうのだ。カビが発生すると健康を害する可能性があるため、エアコンの「内部乾燥」機能を使って湿気を取り除きたい。内部乾燥がないエアコンの場合は、1時間から2時間ほど送風運転を続ければ同じ効果が得られるだろう。
フィルター掃除で電気代を削減
エアコンには取り込んだ空気からホコリやごみを取り除くフィルターが備わっているが、1シーズン運転を終えたエアコンのフィルターはかなり汚れている。フィルターが汚れていると空気の取り込み量が減り、運転効率が下がって電気代が増えてしまうので、ぜひ掃除してほしい。掃除の方法については、まず掃除機でホコリを取り除き、さらに水洗いしてしっかりと汚れを洗い流す。自動掃除機能を搭載した機種の場合は、ダストボックスにたまったホコリを取り除いておこう。
熱交換器やフラップなども掃除
フィルターは普段から掃除するようにしているという人も、熱交換器やフラップまでが手が出せないケースも多いだろう。これらも空気の通り道にあるため汚れやすく、汚れるとカビが発生しやすくなる。汚れが目立つようであれば柔らかい布で拭き取ろう。それでも取れない頑固な汚れは水やぬるま湯に浸した布をしっかり絞って拭き取る。長年の汚れが蓄積しているようであれば専門業者に洗浄を依頼するのもおすすめだ。
エアコンを買い換えるチャンスでも
ここまで既設のエアコンのメンテナンス方法を解説したが、エアコンを長い年月を通して使って古くなっているのならば思い切って買い換えてもいいかもしれない。今は上位機種でモデルチェンジの時期。自身が使っているモデルよりも新しく発売したモデルに買い換えれば、機能がアップしたり、消費電力を下げたりできるかもしれない。新機能や高い省エネ性能を持つエアコンが登場する
上位機種のエアコンは高い省エネ性能が備わっていることが多く、最新モデルであれば最先端の機能が搭載されている。そのため、満足度が高く購入できるだろう。なお、普及機のモデルチェンジは3月から4月ごろが主流であり、普及機を狙うなら春がおすすめだ。安さ重視なら新製品リリース後の型落ちが狙い目
最新機種ではなく型落ちを購入するのもありだ。型落ちといっても上位機種のエアコンには普及機にない機能が備わっていることが多い。1年の差であれば劇的な進化を遂げることが少なく、値下げされる分、お買い得といえるだろう。エアコン取り付け工事も比較的予約しやすい
夏や冬のまっただ中にエアコンが故障し、新しいエアコンを注文したものの取り付け工事の予約がかなり先になってしまったという経験はないだろうか。今なら、1年の中でエアコン取付工事の数が少ない時期といえる。仕事やプライベートの都合にあわせて比較的自由に工事の予約ができることが多く、安心して冬を迎えられる。エアコンの冬支度で快適に寒さを乗り切ろう
最近は春や秋の快適な気候の時期が短くなり、暑い時期や寒い時期が長くなったといわれている。冷房を使っていたと思っていたら、すぐに暖房を使うことになったと感じていることも少なくない。エアコンに活躍してもらうためにも、早めにしっかりとメンテナンスしてあげることが望ましいといえそうだ。(ライター・ハウザー)