カルビーが、リケビーズを初めて使用したポテトチップス「スーパーポテト おしよせるガーリックステーキ味」を10月10日に発売した。このリケビーズという新素材がスナック菓子をどう進化させるのか。今回はそれを体験するとともに、この新作のスーパーポテトをトッピングしたら、お手軽メニューの味がどう変わるのか検証してみた。
というわけで封を開けようとすると「立て飲み革命」なる使用で、袋が自立するよう工夫されている。いやー、いろんなアイデアが詰め込まれてますな。では実際に袋を立てて、リケビーズ初体験。ポテトを一枚パリパリっと食べると「んん?」、あんまり味がしないような。と、一呼吸置いてから「おおー」、遅ればせながらやってくるガーリックステーキ味。驚くほどの感じではないけど、ちょっぴり面白い。
次は連続してガンガン食べてみると、やっぱり最初は味があんまりなくて、一呼吸してガーリックステーキ味がバーンときて。で、その味が持続して、どんどん食べるからいつまでも持続して。「うん?」、いま感じているこのガーリックステーキ味は、少し前に食べたあいつの味で、次に感じるガーリックステーキ味は、おそらく、いま口に入れたこいつのはずで、と無駄にパニック。同じ味が継続するだけだから考える意味なし。
いろいろな食べ物にトッピングして、そのパワーを確かめてみる。まず、最初はハムと玉子のサンドイッチ。これがガーリックステーキサンドになると素晴らしい。ということで、パンをめくり、細かく砕いたスーパーポテトを挟み込み、ガブリと豪快にいただくと「うん!」、パリパリザクザクの食感もいい感じで、かなりうまい。おそらくリケビーズの力で、食べているうちにおいしさが増してくる。さすがにステーキサンドには程遠いがアリ。
次は冷凍のエビピラフにオン。ステーキを乗せた気分を味わうために、砕いたスーパーポテトを肉っぽい形に整えてみる。そしてスプーンですくって食べてみると、なかなかいい感じ。歯応えがピラフと合わないけど、全体的に濃厚な味になり、これもおすすめ。
最後に、あのソースが決め手のカップ焼きそばにオン。ソース味に負けないよう、大量に投入してみると、めちゃくちゃうまい。麺類にサクサクスナックの食感は悲劇的にミスマッチだけど、ガーリックステーキの濃厚な風味がプラスされて、焼きそばの味に奥行きが出た。まさかのマッチングの良さに、うっすら感動するレベルだ。
さて、今回の検証を終えて分かったことは、新技術に関する情報は脳で味わうためにかなり重要であること。しかしながら、それを味として感じるのはなかなか難しいこと。あと、サンドイッチ/カップ焼きそばと、スナック菓子は、なかなかマッチングがいいということだ。(エフェクト・山葉のぶゆき)
遅れてくる風味と味わいに混乱の嵐
まずリケビーズとは、カルビーではなく理研ビタミンが開発した、最小0.15ミリのマイクロカプセル。この技術をポテトチップに使用すると、口に入れた瞬間ではなく食べている時に味や香りが強くなり、ネーミングのとおり味が「おしよせる」感覚が体験できるらしい。というわけで封を開けようとすると「立て飲み革命」なる使用で、袋が自立するよう工夫されている。いやー、いろんなアイデアが詰め込まれてますな。では実際に袋を立てて、リケビーズ初体験。ポテトを一枚パリパリっと食べると「んん?」、あんまり味がしないような。と、一呼吸置いてから「おおー」、遅ればせながらやってくるガーリックステーキ味。驚くほどの感じではないけど、ちょっぴり面白い。
次は連続してガンガン食べてみると、やっぱり最初は味があんまりなくて、一呼吸してガーリックステーキ味がバーンときて。で、その味が持続して、どんどん食べるからいつまでも持続して。「うん?」、いま感じているこのガーリックステーキ味は、少し前に食べたあいつの味で、次に感じるガーリックステーキ味は、おそらく、いま口に入れたこいつのはずで、と無駄にパニック。同じ味が継続するだけだから考える意味なし。
いろいろな食べ物にトッピングして、そのパワーを確かめてみる。まず、最初はハムと玉子のサンドイッチ。これがガーリックステーキサンドになると素晴らしい。ということで、パンをめくり、細かく砕いたスーパーポテトを挟み込み、ガブリと豪快にいただくと「うん!」、パリパリザクザクの食感もいい感じで、かなりうまい。おそらくリケビーズの力で、食べているうちにおいしさが増してくる。さすがにステーキサンドには程遠いがアリ。
次は冷凍のエビピラフにオン。ステーキを乗せた気分を味わうために、砕いたスーパーポテトを肉っぽい形に整えてみる。そしてスプーンですくって食べてみると、なかなかいい感じ。歯応えがピラフと合わないけど、全体的に濃厚な味になり、これもおすすめ。
最後に、あのソースが決め手のカップ焼きそばにオン。ソース味に負けないよう、大量に投入してみると、めちゃくちゃうまい。麺類にサクサクスナックの食感は悲劇的にミスマッチだけど、ガーリックステーキの濃厚な風味がプラスされて、焼きそばの味に奥行きが出た。まさかのマッチングの良さに、うっすら感動するレベルだ。
さて、今回の検証を終えて分かったことは、新技術に関する情報は脳で味わうためにかなり重要であること。しかしながら、それを味として感じるのはなかなか難しいこと。あと、サンドイッチ/カップ焼きそばと、スナック菓子は、なかなかマッチングがいいということだ。(エフェクト・山葉のぶゆき)