2022年10月に話題になったクレジット/プリペイドカード関連のトピックスを紹介する。一部、11月発表の話題も取り上げる。
この変更により、「PayPayあと払い」または新たに追加する「PayPayカード(あと払い登録者)」以外は、最大還元率は1.0%となり、現行の最大1.5%から引き下げられる。つまり、PayPayも、楽天カード+楽天ペイの組み合わせと同様、PayPayカードとセットで利用したほうがお得になる。
お得なクレジットカードとして知られる三井住友カードのナンバーレス(NL)シリーズの「5%ポイント還元」の対象店舗は10月1日から大幅に拡大した。具体的には、以前から対象のコンビニ3社・マクドナルドに加え、はま寿司、ココス、すき家、かっぱ寿司、サイゼリヤ、ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール カフェ、セイコーマート、ポプラも対象店舗となり(商業施設内など一部店舗を除く)、NLシリーズに加えて、その他の三井住友カードが発行する各種スタンダードカードも最大5%ポイント還元の対象カードに追加した。
なお、NLシリーズでの最大5%還元はタッチ決済(Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス)利用時に限る。三井住友カードNLは、タッチ決済を使い慣れている「コンビニ・外食派」には誰でもお得なクレジットカードだ。
一方、クレジットカードの特典(ポイント還元)についてはサービス改悪も少なくない。楽天カードは、23年1月5日以降の利用分から、Mastercardブランドの楽天カードによるAmazon.co.jpの支払い(一部アマゾンサービスを含む)について、カード利用額に応じて対応するポイント付与率を引き下げ、現在は100円につき1ポイント付与のところ、変更後は500円につき1ポイント付与に変更する。
また、auフィナンシャルサービスが提供するクレジットカード「au PAY カード」は、22年12月利用分から、スマートフォン決済サービス「au PAY残高」へのチャージについて、カード利用額に応じたPontaポイント付与の対象外に変更する。
現在は100円につき1ポイント付与のところ、変更後はポイント付与はない。「ゴールド限定特典(1%還元)」は継続するため、ゴールドカードならば引き続き、チャージによってポイントが加算される。
そのほかのトピックスは、JCBから「JCBナンバーレスカード」が登場したこと。対象はJCB ORIGINAL SERIES 一般カード、JCB CARD W、JCB CARD W plus L(ピンク/白/蜷川デザイン)で、今後対象券種は順次拡大予定。なお、メルペイが11月8日に発表したメルカリグループ初のクレジットカード「メルカード」もナンバーレスデザインだ。
11月1日には「イオンカード」も新デザインにリニューアル。氏名、カード番号、有効期限などを裏面に記載し、タッチ決済機能を標準搭載する。リニューアル記念新規入会キャンペーンも実施している。
縦型デザインもタッチ決済対応も今や珍しくない。SNS上では、マイナンバーカードもナンバーレスデザイン、せめて表面にはナンバーを記載しないデザインに変更して欲しいという意見も出ている。クレジットカードのトレンドは、全てのカードのトレンドを先取りといえるだろう。(BCN・嵯峨野 芙美)
ポイント付与ルール変更に注意
PayPayは12月から、一定の条件を達成することでPayPayポイントの付与率がアップする「PayPayステップ」の達成条件と特典、特典適用条件を変更。「PayPayあと払い」と「PayPayあと払い(一括のみ)」での支払いの場合は0.5%追加し、基本付与分が1.0%となる一方、対象サービス利用の条件・特典「PayPay決済で+0.5%」は、11月達成の特典をもって終了となる。この変更により、「PayPayあと払い」または新たに追加する「PayPayカード(あと払い登録者)」以外は、最大還元率は1.0%となり、現行の最大1.5%から引き下げられる。つまり、PayPayも、楽天カード+楽天ペイの組み合わせと同様、PayPayカードとセットで利用したほうがお得になる。
お得なクレジットカードとして知られる三井住友カードのナンバーレス(NL)シリーズの「5%ポイント還元」の対象店舗は10月1日から大幅に拡大した。具体的には、以前から対象のコンビニ3社・マクドナルドに加え、はま寿司、ココス、すき家、かっぱ寿司、サイゼリヤ、ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール カフェ、セイコーマート、ポプラも対象店舗となり(商業施設内など一部店舗を除く)、NLシリーズに加えて、その他の三井住友カードが発行する各種スタンダードカードも最大5%ポイント還元の対象カードに追加した。
なお、NLシリーズでの最大5%還元はタッチ決済(Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス)利用時に限る。三井住友カードNLは、タッチ決済を使い慣れている「コンビニ・外食派」には誰でもお得なクレジットカードだ。
一方、クレジットカードの特典(ポイント還元)についてはサービス改悪も少なくない。楽天カードは、23年1月5日以降の利用分から、Mastercardブランドの楽天カードによるAmazon.co.jpの支払い(一部アマゾンサービスを含む)について、カード利用額に応じて対応するポイント付与率を引き下げ、現在は100円につき1ポイント付与のところ、変更後は500円につき1ポイント付与に変更する。
また、auフィナンシャルサービスが提供するクレジットカード「au PAY カード」は、22年12月利用分から、スマートフォン決済サービス「au PAY残高」へのチャージについて、カード利用額に応じたPontaポイント付与の対象外に変更する。
現在は100円につき1ポイント付与のところ、変更後はポイント付与はない。「ゴールド限定特典(1%還元)」は継続するため、ゴールドカードならば引き続き、チャージによってポイントが加算される。
そのほかのトピックスは、JCBから「JCBナンバーレスカード」が登場したこと。対象はJCB ORIGINAL SERIES 一般カード、JCB CARD W、JCB CARD W plus L(ピンク/白/蜷川デザイン)で、今後対象券種は順次拡大予定。なお、メルペイが11月8日に発表したメルカリグループ初のクレジットカード「メルカード」もナンバーレスデザインだ。
11月1日には「イオンカード」も新デザインにリニューアル。氏名、カード番号、有効期限などを裏面に記載し、タッチ決済機能を標準搭載する。リニューアル記念新規入会キャンペーンも実施している。
縦型デザインもタッチ決済対応も今や珍しくない。SNS上では、マイナンバーカードもナンバーレスデザイン、せめて表面にはナンバーを記載しないデザインに変更して欲しいという意見も出ている。クレジットカードのトレンドは、全てのカードのトレンドを先取りといえるだろう。(BCN・嵯峨野 芙美)