ファストフード店で別のハンバーガーの具材を合体させたり、サイドメニューをバーガーに挟み込むなど、独自のメニューを作る「魔改造」が噂になっている。海外では「フードハック」と呼ばれ、ネット上でも大きな話題に。そこで今回は、ホットスナックが充実しているファミリーマートの商品で魔改造を実施。夢のバーガー2品を作ってみた。
ハンバーグの上にまたとろけるチーズを重ねて、さらにその上に「フィッシュフライ(タルタル入り)」をオン。ハンバーグとフィッシュの最強コラボが誕生した。しかし、魔改造はここで終わらない。フィッシュフライの上に「明太ポテトサラダ」をたっぷりと乗せて、3枚目のトロけるチーズをオンして完成。高さ30センチほどの、まるで塔のようなハンバーガーが出来上がった。
これをチーズがトロける程度チンすると、何故か若干縮んで、よりいい感じに。ではこの「和風ハンバーグとフィッシュフライの明太ポテサラチーズバーガー」(長い!)をかぶりついてみると・・・うおー!マジ美味いですやん!肉厚のハンバーグとたっぷりチーズ、ポテトサラダが相まって、高級ハンバーガーショップの味わいに。そこにフィッシュ、というかタルタルソースの味も加わり、ただただ美味。
しかし食べ進めていくうちに、チーズがどんどん主張してくる。3枚はやりすぎ。あと、いろいろ挟みすぎたせいで、ハンバーガーの原型は最初の数口でなくなり、チーズや肉汁でぐちゃぐちゃになった食べ物を手で貪り食うといった、やばい状況に。当然、口の周り、なぜか鼻の頭、お皿、テーブルにいたるまでベタベタに。それら含め、もちろん全ておいしくいただいた。
しかし、ここでやめるわけにはいかない。食感を変えるため、同じチキンでも「照り焼きチキンステーキ」をファミチキの上にドスン。そして、マヨネーズを少々。先ほどのやりすぎチーズを反省し、今回はスライスチーズを2枚だけ使用。二つのチキンの上にチーズを重ね、最後にもう一つ焼おむすびを乗せたら完成。
ところが、具材が平たくないので、おむすびが全然乗っからない。形が潰れないように気をつけながら、ギュッーと上から圧力を加えると、何とか乗ってくれた。際どいバランスで高さ20センチ以上のバーガーが誕生したが、チンしているうちに、やはりおむすびコロリンの日本昔ばなし状態。
手で再びおむすびを頂点に乗せて、何とか完成。一番下のおむすびにチーズが覆いかぶさってほぼ見えないけど、立派なライスバーガーだ。では、こちらは「ダブルチキン&チーズの焼おむすびバーガー」と比較的シンプルな名前をつけて食べてみる。人生で一番口を広げてかぶりついてみると、これ、おいしい。チーズをまとった焼おむすびとファミチキの相性が超ベリーグッド。と感動していると、ちょっと甘い照り焼きチキンステーキの味わいも遅ればせながらやってきて、もしかしたら、あらゆるライスバーガーを超える傑作かもしれない。
しかし、食べづらさは先程のハンバーガー以上。かろうじて原型をとどめたのは最初の一口だけで、すぐに焼おむすびがボロボロに崩れて、皿の上が南の島の伝統料理的なアバンギャルドな感じに。チーズとマヨネーズも散乱してとってもカオスな結果となった。しかし、それでもうまい底力。見た目がいくら悪くも、うまいもんはうまい。
今回は、ファミマでかなり大胆な魔改造を実施。普段出会うことがないレベルのアグレッシブなメニューが完成した。機会があれば、さまざまなファストフードやコンビニで斬新な改造に挑戦したい。(エフェクト・山葉のぶゆき)
和風ハンバーグとフィッシュフライが奇跡の合体!
まずは、本来、ファミチキを挟むために販売されている「ファミチキバンズ」を使用。下のバンズにとろけるスライスチーズを重ね、軽く電子レンジでチンした「直火焼き 和風ハンバーグ」をオンする。ハンバーグのタレはバンズがビチャビチャになることを防ぐために、できるだけ入れないよう注意。ハンバーグの上にまたとろけるチーズを重ねて、さらにその上に「フィッシュフライ(タルタル入り)」をオン。ハンバーグとフィッシュの最強コラボが誕生した。しかし、魔改造はここで終わらない。フィッシュフライの上に「明太ポテトサラダ」をたっぷりと乗せて、3枚目のトロけるチーズをオンして完成。高さ30センチほどの、まるで塔のようなハンバーガーが出来上がった。
これをチーズがトロける程度チンすると、何故か若干縮んで、よりいい感じに。ではこの「和風ハンバーグとフィッシュフライの明太ポテサラチーズバーガー」(長い!)をかぶりついてみると・・・うおー!マジ美味いですやん!肉厚のハンバーグとたっぷりチーズ、ポテトサラダが相まって、高級ハンバーガーショップの味わいに。そこにフィッシュ、というかタルタルソースの味も加わり、ただただ美味。
しかし食べ進めていくうちに、チーズがどんどん主張してくる。3枚はやりすぎ。あと、いろいろ挟みすぎたせいで、ハンバーガーの原型は最初の数口でなくなり、チーズや肉汁でぐちゃぐちゃになった食べ物を手で貪り食うといった、やばい状況に。当然、口の周り、なぜか鼻の頭、お皿、テーブルにいたるまでベタベタに。それら含め、もちろん全ておいしくいただいた。
おにぎりで挟む画期的ライスバーガー
お次は、ライスバーガーから発送を得た、おにぎり2個で具材を挟む斬新バーガーにチャレンジ。まずはお皿の上に「焼おむすび」を置き、やはりトロけるチーズを乗せる。その上に、少し温めたファミチキをオン。ファミチキが焼きおむすびよりも大きく、この段階ですでに妙な見た目に。しかし、ここでやめるわけにはいかない。食感を変えるため、同じチキンでも「照り焼きチキンステーキ」をファミチキの上にドスン。そして、マヨネーズを少々。先ほどのやりすぎチーズを反省し、今回はスライスチーズを2枚だけ使用。二つのチキンの上にチーズを重ね、最後にもう一つ焼おむすびを乗せたら完成。
ところが、具材が平たくないので、おむすびが全然乗っからない。形が潰れないように気をつけながら、ギュッーと上から圧力を加えると、何とか乗ってくれた。際どいバランスで高さ20センチ以上のバーガーが誕生したが、チンしているうちに、やはりおむすびコロリンの日本昔ばなし状態。
手で再びおむすびを頂点に乗せて、何とか完成。一番下のおむすびにチーズが覆いかぶさってほぼ見えないけど、立派なライスバーガーだ。では、こちらは「ダブルチキン&チーズの焼おむすびバーガー」と比較的シンプルな名前をつけて食べてみる。人生で一番口を広げてかぶりついてみると、これ、おいしい。チーズをまとった焼おむすびとファミチキの相性が超ベリーグッド。と感動していると、ちょっと甘い照り焼きチキンステーキの味わいも遅ればせながらやってきて、もしかしたら、あらゆるライスバーガーを超える傑作かもしれない。
しかし、食べづらさは先程のハンバーガー以上。かろうじて原型をとどめたのは最初の一口だけで、すぐに焼おむすびがボロボロに崩れて、皿の上が南の島の伝統料理的なアバンギャルドな感じに。チーズとマヨネーズも散乱してとってもカオスな結果となった。しかし、それでもうまい底力。見た目がいくら悪くも、うまいもんはうまい。
今回は、ファミマでかなり大胆な魔改造を実施。普段出会うことがないレベルのアグレッシブなメニューが完成した。機会があれば、さまざまなファストフードやコンビニで斬新な改造に挑戦したい。(エフェクト・山葉のぶゆき)