• ホーム
  • トレンド
  • 川越市民限定プレミアム付電子商品券「小江戸ペイ」 カード型とスマホ型で

川越市民限定プレミアム付電子商品券「小江戸ペイ」 カード型とスマホ型で

 キャッシュレス決済の推進と地域経済の活性化を目指し、埼玉県川越市は初のプレミアム付電子商品券「小江戸ペイ」事業を2022年11月に開始する。

「小江戸ペイ」の特設サイト

 プレミアム付商品券の発行にあたり、環境に配慮し紙の排出を極力避けるとともに、商店街を中心とした地域のデジタル化を推進するため、初めて「電子商品券」を導入することした。事業に対しては、NTT東日本・NTTカードソリューション・NTTネクシア・NTTタウンページが、システムの運用から各種サポートまでを連携して支援している。

 同様の地域限定プレミアム付電子商品券は「スマートフォン(スマホ)アプリのみ」のケースが多いが、小江戸ペイではアプリを利用した「スマートフォン型」と「カード型」の2種類を展開。スマホを所有していない人、所有していても決済用途には利用したくない人はカード型を利用して還元を受けられるようにした。
スマートフォン型/カード型の2種類

 事前応募した川越市在住者(応募多数の場合抽選)に限り、1万3000円(共通券1万円+中小規模店舗専用券3000円)分1口を1万円として、スマートフォン型6万口・カード型4万口の合計10万口を販売する(プレミアム率30%・発行総額13億円)。購入可能上限は1人3口で、商品券の1回の利用限度額は10万円。事前応募期間はすでに終了している(2次抽選を行った後に残数がある場合は追加購入希望者に抽選販売を実施)。利用期間は22年11月10日~23年2月28日。

 なお、店舗側が利用者のカードを読み込むカード型は、加盟店の一部しか利用できない。また、カード型商品券の場合は、残高をスマートフォン型商品券へ移行できる(併用可能)。利用可能店舗は川越市のサイトで店舗種別ごとのリストを公開しているほか、「小江戸ペイ」の特設サイトではわかりやすいマップ形式で公開している。

 主な利用可能な大型店(スマートフォン型のみ含む)は、川越プリンスホテル、ルミネ川越のほか、川越市内にあるドラッグセイムス、ドラッグストアセキ、サンドラッグ、ウエルシア、マツモトキヨシ、ケーズデンキ、コジマ×ビックカメラ、ノジマ、島忠ホームズ、ベルク、オーケー、いなげや、ユニクロ、コモディイイダなど。中小規模店舗として、一部のセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンも対象店舗となっている。
ギャラリーページ