楽天グループは10月12日に、ポイントを貯めつつおトクに健康管理ができるスマートフォンアプリ「楽天ヘルスケア」iOS版の提供を開始した。同アプリは無料で利用可能で、2023年以降、処方せん医薬品受取のネット予約やオンライン服薬指導サービスとの連携も予定している。


　「楽天ヘルスケア」は、ユーザーの健康寿命の延伸とQOL（Quality of Life）の改善、および医療費の適正化を目的とした健康管理アプリ。今後、Android版の提供も予定する。

　現時点では、「身体活動記録」と「健康づくりインセンティブ」の、二つの機能を搭載している。

　身体活動記録では、歩数や移動距離、消費カロリーといったアクティビティデータと、体重や体脂肪、体脂肪率、BMIといった身体測定値が含まれる。iPhoneの標準ヘルスケアアプリや、Apple Watchをはじめとするさまざまなウェアラブルデバイスを通じてデータを収集するため、過去の活動履歴や傾向をグラフで表示して、視覚的にわかりやすく振り返ることができる。今後は、食事や栄養関連のデータ、血圧や血糖値、心拍数といったバイタルデータなど、記録可能なデータの拡大も予定している。
 
　健康づくりインセンティブは、身体活動記録と連動したインセンティブ機能で、1日5000歩を目標としたデイリーチャレンジや、1日5000歩を3日連続や7日連続で達成する連続チャレンジといったイベントの提供を行う。チャレンジイベントを達成すると、楽天ポイントが当たる抽選に参加でき、抽選で当たるポイントが変化したり、達成したチャレンジイベントの難易度に応じて参加可能な抽選の回数が増えたりといった、ゲーム感覚で楽しく継続できるコンテンツも用意されている。

　なお、キャンペーンページでエントリーをおこなった後に、11月1日9時59分までに1日5000歩を達成すると、100ポイントの楽天ポイントがもらえる「アプリ新規登録＆初めての5,000歩達成で100ポイントGET！」キャンペーンも実施する。