日帰りで焚き火アウトドアが楽しめる! 東京近郊のおすすめ施設
夏が終わり秋になると、涼しく過ごしやすい気候になるとともに日没が早くなる。早く日が暮れるようになるということで、ぜひ楽しみたいのがアウトドアでの焚き火だ。焚き火を眺めて心を癒やすのはもちろん、さつまいもや栗などの季節ならではの食材も楽しみの一つ。東京近郊に在住なら日帰りもできる焚き火OKの施設を紹介しよう。
場内の川は深いところだけでなく浅いところもあり、子ども連れでも楽しめる。場所に制限があるものの、直火が利用できるのもうれしいポイントだ。
キャンプ場はペットの入場も可能なので、愛するペットとともにゆったりとした時間を楽しめる。ただし、温泉は平日が16時45分まで、土日祝日が17時15分までの受け付けとなっているため、焚き火の後で温まろうと考えている場合は注意してほしい。
キャンプ場内にある売店ではキャンプやバーベキューに必要な機材のレンタルや食材・飲料・消耗品などの販売を行っており、焚き火台や薪が含まれるセットも用意されている。直火は禁止されている点には注意してほしい。
できるだけ早く撤収したいなら「火消しつぼ」の用意をおすすめしたい。これは使用後の木材を中に入れてふたをすることで酸素を遮断し、早く消火するためのもの。燃え尽きるのを見守るのもまた楽しみといえるが、急に帰宅しなくてはならなくなったときのことを考えて購入しておくといいだろう。
これは耐火性の素材でできたシートであり、熱や火の粉による地面へのダメージや延焼を防ぐ効果が期待できる。おしゃれなデザインや形状のものもあるため、焚き火を盛り上げるアイテムとして導入してはいかがだろうか。
また、焚き火台の上に木の枝などがあると、葉っぱや枝を枯らしたり燃やしたりといったリスクがあるため、頭上にも注意してほしい。もちろん、焚き火台が倒れないよう、平らな地面に置くことは大前提だ。
そのため、天気予報などを確認し、風が強い日は焚き火をしないようにしてほしい。キャンプ場には焚き火以外の楽しみ方があり、周辺にほかのレジャー施設があることもあるため、風が強い日は雨の日のことを考え、別のプランを用意しておくといいだろう。
そのため、いくら焚き火があるとはいえ防寒対策をしっかりした上で焚き火を行ってほしい。重ね着ができる服を用意する、湯たんぽや暖かい飲み物、貼るカイロなどを用意すると安心だ。
ただし、焚き火は使い方を間違えれば大きな事故につながりかねない危険なものを扱う行為でもある。正しい焚き火のやり方を学んだ上で、くれぐれも安全第一で行ってほしい。(ライター・ハウザー)
焚き火OKのおすすめ施設3選
まずは東京近郊にある、焚き火OKのおすすめ施設を紹介する。嵐山渓谷月川荘キャンプ場
嵐山渓谷月川荘キャンプ場は、紅葉で有名な嵐山渓谷にあるキャンプ場。場内も秋には色とりどりの紅葉が鮮やかに色づくため、焚き火の前に紅葉も楽しみたい。場内の川は深いところだけでなく浅いところもあり、子ども連れでも楽しめる。場所に制限があるものの、直火が利用できるのもうれしいポイントだ。
勝浦つるんつるん温泉
勝浦つるんつるん温泉にはキャンプ場が併設されており、焚き火を楽しむことができる。薪が無料で用意されているため、少ない荷物で訪れることができるだろう。キャンプ場はペットの入場も可能なので、愛するペットとともにゆったりとした時間を楽しめる。ただし、温泉は平日が16時45分まで、土日祝日が17時15分までの受け付けとなっているため、焚き火の後で温まろうと考えている場合は注意してほしい。
若洲海浜公園&江東区立若洲公園
できるだけ都内からの移動時間を短くしたい人には、若洲海浜公園&江東区立若洲公園がおすすめだ。都内にありながらキャンプ場に近い場所に492台の駐車場が用意されており、気軽に訪れることができる。キャンプ場内にある売店ではキャンプやバーベキューに必要な機材のレンタルや食材・飲料・消耗品などの販売を行っており、焚き火台や薪が含まれるセットも用意されている。直火は禁止されている点には注意してほしい。
焚き火を行うときの注意点
焚き火を行う際に気を付けたいポイントを解説する。火消しつぼがあれば撤収が早い
焚き火が終わった後は、必ず全ての薪が完全に消化するまで待ってから撤収しなくてはならない。日帰りの場合は終わったらすぐに帰りたい人も多いだろうが、火事などの事故を防ぐためにもしっかりと確認が必要だ。できるだけ早く撤収したいなら「火消しつぼ」の用意をおすすめしたい。これは使用後の木材を中に入れてふたをすることで酸素を遮断し、早く消火するためのもの。燃え尽きるのを見守るのもまた楽しみといえるが、急に帰宅しなくてはならなくなったときのことを考えて購入しておくといいだろう。
焚き火シートを用意する
焚き火台を使って焚き火をしても、熱い薪や炭がはぜて飛んだり、あるいは焚き火台から落ちたりしてしまうことがある。それが乾燥した芝生などに引火することもあるため、焚き火台の下には焚き火シートを敷いておきたい。これは耐火性の素材でできたシートであり、熱や火の粉による地面へのダメージや延焼を防ぐ効果が期待できる。おしゃれなデザインや形状のものもあるため、焚き火を盛り上げるアイテムとして導入してはいかがだろうか。
焚き火台の置き場所に注意
焚き火台の上では火が燃えさかるため、その置き場所には注意してほしい。まず、テントの近くに置かないことが重要だ。テントの中にはポリエステルやナイロンといった熱に弱い素材でできているものがあり、火の粉がつくと穴が開いたり燃えたりすることがある。また、焚き火台の上に木の枝などがあると、葉っぱや枝を枯らしたり燃やしたりといったリスクがあるため、頭上にも注意してほしい。もちろん、焚き火台が倒れないよう、平らな地面に置くことは大前提だ。
風が強い日は焚き火をしない
風が強い日は火の粉が遠くまで飛びやすく、遠くに離したつもりのテントや木々につく可能性がある。また、炎は風にあおられることで大きくなるため、火災発生のリスクも上がるだろう。さらに、他人のテントなどに火の粉が飛べばトラブルの原因になりかねない。そのため、天気予報などを確認し、風が強い日は焚き火をしないようにしてほしい。キャンプ場には焚き火以外の楽しみ方があり、周辺にほかのレジャー施設があることもあるため、風が強い日は雨の日のことを考え、別のプランを用意しておくといいだろう。
防寒対策を忘れずに
秋は寒暖差が大きい季節 であり、日中に暑いと感じても夜になると寒いことがよくある。特に地方のキャンプ場の場合、都心の昼間に比べて夜はかなり冷えるだろう。そのため、いくら焚き火があるとはいえ防寒対策をしっかりした上で焚き火を行ってほしい。重ね着ができる服を用意する、湯たんぽや暖かい飲み物、貼るカイロなどを用意すると安心だ。
焚き火の癒やし効果でリフレッシュ
焚き火の音や炎のゆらぎには「1/fゆらぎ」と呼ばれる成分が含まれており、リラックス効果があるといわれている。静かで空気がきれいな自然の中で焚き火をすれば、日頃の疲れや悩みから解放され、リフレッシュできるだろう。ただし、焚き火は使い方を間違えれば大きな事故につながりかねない危険なものを扱う行為でもある。正しい焚き火のやり方を学んだ上で、くれぐれも安全第一で行ってほしい。(ライター・ハウザー)