【9月の加熱式たばこニュース】10月から各社が値上げ、他のさまざまな取り組みも
2022年10月1日、加熱式たばこの価格が改定される。銘柄によって異なるが、大手3社(フィリップ モリス ジャパン=PMJ、日本たばこ産業=JT、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン=BATジャパン)は10円から30円程度の値上げ幅になることを発表。値上げによって市場がどのよう変化するのか気になるところだ。そんな中、各社はどのようなことに取り組んだのか。9月発表の情報をまとめた。
PMJは、20年7月に熊本県人吉市の復興支援プロジェクトを立ち上げ、豪雨で大きな被害を受けた人吉市で、復興計画に掲げる「交流人口や関係人口等の拡大、地域の活性化」に向けた取り組みと地域に暮らす被災者の生活再建のためにプロジェクトを通じて総額2095万3000円(うち47万6500円はPMJ従業員による募金)の支援金を復興事業としてRCFに拠出。RCFが一般社団法人ドットリバーなど、現地の関係団体との連携で事業を展開した。
加熱式たばこ関連では、高温加熱型の加熱式たばこ用デバイス「プルーム・エックス(Ploom X)」を特別価格1980円で販売するキャンペーンを9月5日から10月9日まで実施。オータムセールの対象となるのは、プルーム・エックス・スターターキットで、デバイス、クリーニングスティック、USB Type-Cケーブルがセットになっている。
glo関連では、デバイスの「glo hyper X2(グロー・ハイパー・エックス・ツー)」について全国のgloストア、glo & VELOオフィシャルオンラインショップでの販売を9月20日に再開したほか、コンビニや一般たばこ販売店を通じた販売を9月30日に開始。順次、全国で発売となる。(BCN・佐相彰彦)
熊本県人吉市でボランティアを実施
PMJは、一般社団法人RCFと自然災害被災地の復興支援活動の一環として「令和2年7月豪雨」で被害額550億円を超える甚大な被害を受けた熊本県人吉市への復興支援で協働し、人吉市と連携しながら現地の復興に向けたプロジェクトを推進している。今年9月1日、同プロジェクトに関する記者会見を開催。翌2日には、PMJ従業員によるボランティア活動を実施した。PMJは、20年7月に熊本県人吉市の復興支援プロジェクトを立ち上げ、豪雨で大きな被害を受けた人吉市で、復興計画に掲げる「交流人口や関係人口等の拡大、地域の活性化」に向けた取り組みと地域に暮らす被災者の生活再建のためにプロジェクトを通じて総額2095万3000円(うち47万6500円はPMJ従業員による募金)の支援金を復興事業としてRCFに拠出。RCFが一般社団法人ドットリバーなど、現地の関係団体との連携で事業を展開した。
サンジェルマンの株式を譲渡
JTは、連結子会社であるサンジェルマンの全株式をクリエイト・レストランツ・ホールディングスに譲渡することを決定し、株式譲渡契約を交わした。なお、サンジェルマンの子会社である北海道サンジェルマンも株式譲渡に伴って、クリエイト・レストランツ・ホールディングスの傘下に入る。加熱式たばこ関連では、高温加熱型の加熱式たばこ用デバイス「プルーム・エックス(Ploom X)」を特別価格1980円で販売するキャンペーンを9月5日から10月9日まで実施。オータムセールの対象となるのは、プルーム・エックス・スターターキットで、デバイス、クリーニングスティック、USB Type-Cケーブルがセットになっている。
紙巻たばこからgloへの切り替えが好影響をもたらす
BATジャパンは、主力製品の加熱式たばこ製品「glo」に完全に切り替えた喫煙者が紙巻たばこの喫煙を続けた喫煙者と比較して、疾患の早期発症に関連するいくつかの有害可能性指標で、大幅に持続的な改善が見られたことが判明したと発表。1年にわたる研究結果で、疾患には、肺疾患、がん、心血管疾患(CVD)などが含まれるという。glo関連では、デバイスの「glo hyper X2(グロー・ハイパー・エックス・ツー)」について全国のgloストア、glo & VELOオフィシャルオンラインショップでの販売を9月20日に再開したほか、コンビニや一般たばこ販売店を通じた販売を9月30日に開始。順次、全国で発売となる。(BCN・佐相彰彦)