【いま注目のトレンドワード・174】 みなさんは、“おすすめの長いもの”と言われたら何を思い浮かべるだろうか。9月12日に放送された朝のバラエティ番組「ラヴィット！」では、お笑いコンビ・男性ブランコの浦井のりひろさんが“おすすめの長いもの”として「京都銀行のCM」を紹介する一幕が。この放送をきっかけに大反響が巻き起こり、「京都銀行」がまさかのトレンド入りを果たしていた。

 

京都銀行のCMで円周率を覚えた人も

　今回話題になった「京都銀行」のCMは、関西圏だけで放送されているローカルCM。「大根」篇や「本」篇、「バット」篇などさまざまなシリーズが展開されており、「ながーい、おつきあい。」というフレーズにかけて“ながーいもの”が登場するのが本CMの特徴だ。

　例えば「大根」篇では、朝靄の大根畑が舞台に。畑からニョキっと顔を出す青首大根をわしづかみにして引き抜こうとすると、土の中からとてつもなく“ながーい大根”がお目見えする。

　一方「博士 π（パイ）＝3.141592…」篇では、黒板に円周率を書き始める博士の後ろ姿が。どこからともなく聞こえてくる「3.141592…」と円周率を読み上げる少女の声とともに、博士の勢いも徐々にスピードアップ。“ながーい円周率”を利用した京都銀行のCMに対し、「このCMを見て円周率を覚えた」といった声も少なくない。

　そんなローカルCMが全国ネットの「ラヴィット！」で紹介されたとあって、ネット上は大盛り上がり。「まさか京都銀行のCMがTBSで流れるとは（笑）」「京都銀行のCMがついに全国ネットに」などの声が相次ぎ、中には「京都銀行のCMが関西圏だけなの初めて知った」と衝撃を受ける人も。

　ちなみにトレンド入りの発端である浦井さんおすすめの京都銀行のCMは、「レガッタ」篇・「サッカー」篇・「おにぎり」篇。気になる方は、ぜひYouTubeなどでチェックしてみてほしい。（フリーライター・井原亘）

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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている