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2023年春、JR西日本グループの共通ポイント「WESTERポイント」開始へ

 西日本旅客鉄道(JR西日本)は、2023年春からグループ共通の新たなポイントサービス「WESTER(ウェスター)ポイント」を開始すると発表した。

サービス開始に先立ち、「WESTERポイント」特設サイトをオープン

 従来の「J-WESTポイント」「ICOCAポイント」「WESPOポイント」などのポイントサービスを統合し、沿線共通ポイントとして、さまざまなシーンで同じポイントがたまる・つかえるようにする。

 具体的には、23年春をめどに、新たにWESTERアプリにポイントカード機能を搭載し、JR西日本グループ約3000の店舗でアプリ(WESTERアプリ・WESPOアプリ)の提示で、原則、購入金額税込110円につきWESTERポイントが1ポイントたまる。

 インターネット列車予約サービスをはじめとしたウェブサービスの利用、J-WESTカードやICOCAでの支払いでもWESTERポイントがたまる。保有するポイントは、1ポイント1円としてJR西日本グループの店舗・施設やウェブサービスで利用できるほか、SMART ICOCA/ICOCAへのポイントチャージ、ポイント交換賞品への交換も可能だ。
 
2023年春以降は同一の沿線共通ポイントに統合

 もともとあった複数のポイントサービスを統合して誕生した、JR東日本グループの共通ポイント「JRE POINT」は、今年8月29日にウェブサイト・アプリのニューアルを行い、使い勝手を高めた。JR西日本も同様にポイントサービスの統合に踏み切り、今後は外部パートナーとのIDやポイント連携も視野に入れる。関西エリアの交通系IC「ICOCA」のモバイルサービス「モバイルICOCA(仮称)」は、JR西日本の決算資料によると、当初の案内通り、23年春にサービス開始予定。
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