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JR東日本、NFCタグを活用した「駅のスタンプ」デジタル化の実証実験

販売戦略

2022/09/16 09:00

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は9月15日~2023年1月5日の各駅営業時間終了までの期間、山手線30駅を中心とする全78駅に設置している「駅のスタンプ」をデジタル化する実証実験を実施する。

浜松町駅のスタンプ(左)と有楽町駅のスタンプを、写真と重ねたイメージ

 同実証では、各駅に設置されたスタンプ台のNFCタグに、NFC対応スマートフォン(AndroidまたはiPhone)でタッチすることで、デジタル版「駅のスタンプ」を取得できる。取得したスタンプは、写真と重ねたりSNSでシェアしたりするなど、デジタルならではの新たなスタンプ体験が楽しめる。
 
デジタル版スタンプの取得手順

 iPhoneに対応した実証実験用アプリ「NFC Farms」を使用すれば、アプリ内にて台帳の形でスタンプの収集が可能で、スタンプを10個、40個、78個集めるごとに限定のシークレットスタンプがもらえる(スタンプを4個以上集める場合は、利用しているSuicaのID番号登録が必要)。
 
「NFC Farms」アプリによるデジタル版スタンプの取得手順

 同実証では、NFCタグによるスタンプ取得履歴と、「NFC Farms」に登録したSuicaの利用履歴から、参加型イベントと鉄道利用の関連性を数値化し、今後の参加型イベントの魅力向上や、地域の沿線施設と連携した新しいビジネスに活用していく。