サントリーは9月9日、リニューアルを行ったサントリー登美の丘ワイナリー（山梨県甲斐市）を一般公開した。


　サントリー登美の丘ワイナリーでは、1909年に登美農園として開園以降、100年以上にわたってぶどうづくり・ワインづくりを行っている。

　今回のリニューアルは、“ものづくりにかける技と愛情”を中核としつつ、自然の恵みとワインのおいしさを体験できるワイナリーを目指して行われ、来場者に大自然を堪能しながら思い思いの時間を過ごし、ものづくりへのこだわりを感じてもらえるよう、大自然堪能型ワインテラスである「富士見テラス」を開設した。
　さらに、ワインショップの刷新、熟成庫の空間演出なども行っている。  
　あわせて、来場者向けのワイナリーツアーもリニューアルされ、「自然を感じたい」「ワインづくりを体感したい」といった来場者の好みにあわせて楽しめるよう、複数のツアーを用意する。
　「甲州ぶどう畑散策ツアー」では、サントリー登美の丘ワイナリーでのぶどうづくりのポイントを聞きつつ、甲州種のぶどう畑を散策して大自然を堪能できる。また、ぶどう畑の中で日本ワインのテイスティングを楽しめる。所要時間は30分。参加費は1000円（20歳未満は無料）。
　「ワイン熟成庫ツアー」では、厳かな雰囲気の熟成庫を見学しつつ、サントリー登美の丘ワイナリーが継承してきたものづくりの歴史や、時間をかけて熟成される日本ワインの魅力が感じられる。また、熟成庫内のセミナールームにて日本ワインのテイスティングを楽しめる。所要時間は45分。参加費は2000円（20歳未満は無料）。
　「FROM FARM ワイナリーツアー」では、登美の丘を見渡せる眺望台・ぶどう畑・熟成庫を見学しながら、つくり手の技術と愛情で時間をかけて丁寧に育むサントリー日本ワインの魅力や、登美の丘ワイナリーのものづくりの歴史とこだわりの体感が可能になっている。また、ワイナリーの栽培・醸造技術の奇跡の結晶ともいえる「貴腐ワイン」をはじめとする日本ワインをテイスティングできる。所要時間は90分。参加費は5000円（20歳未満は参加不可）。

　そのほか、同ワイナリー内のショップと、サントリーが運営するECサイト「ワイン日和」にて、「SUNTORY FROM FARM ワインのみらい」シリーズを、9月9日から数量限定で発売している。