【記者のひとこと】人材不足問題をシステムで解決

コラム

2022/08/29 10:00

 日本では、情報セキュリティ分野における人材不足が深刻と言われています。NRIセキュアテクノロジーズの調査によると、同分野の人材が不足していると回答した企業は米国で12.9%だったのに対し、日本ではなんと90.4%に上ったそうです。

 ただ、対策を人材拡充一択と考えるのは少し性急かもしれません。調査には続きがあり、米国の「人材は充足している」と回答した企業の4割は理由に「セキュリティ業務をシステムにより自動化・省力化している」を挙げていました。つまり人的リソースではなく、導入しているシステムによって問題を解決していたのです。

 こうしたデータを根拠に、セキュリティ対策の省人化に注力しているのが、アシュアードの展開する脆弱性管理クラウド「yamory(ヤモリ―)」です。8月24日に発表した新サービスで、対象領域を従来のサーバー・コンテナだけでなく、クラウドインフラやWebアプリケーションにまで拡大。ITシステムの全レイヤーの脆弱性対策をオールインワンでケアするビジョンを打ち出しました。
(大蔵大輔)

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アシュアード、脆弱性管理クラウド「yamory」で新サービス、対象をITシステムの全レイヤーに拡大