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バーガーキングのビッグマウスバーガーを試す! 口を大きく開けすぎて「イデデデデ」

グルメ

2022/08/27 17:05

 バーガーキングが、8月12日から9月1日までの期間限定で2種類のビッグマウスバーガーを発売している(数量限定商品につき、売り切れ次第、販売終了)。キャッチコピーは「この夏こそ、揚げていけ」。素晴らしい駄洒落を炸裂している。今回は、この二つのバーガーを実食し、その魅力を伝える。

二つ並べるとかなりの破壊力、大勢で食べたいくらいのボリューム感

ビーフ100%のパテと揚げ物をダブルでほおばる喜び

 注文して待つこと5分少々。手渡されたテイクアウトの袋がずっしり重い。もちろん、二つのビッグマウスバーガーが入っているからだ。大急ぎで家に帰り、袋から商品を取り出すと、こぶし大の巨大バーガーが包装紙にしっかりと包まれていた。
 
包み紙にはチキンのCとオニオンのOがマジックで書かれている

 まずは「オニオンリングBBQ」。包みをそっと開けると、巨大な2枚のパテがドンドンと挟まり、その上にオニオンリングが盛り付けられた豪華な“三階建て”のバーガー。これは確かに「ビッグマウス」でないと無理だ。
 
ビッグマウスバーガー オニオンリングBBQ(価格は1230円)

 せっかくなのでお皿に盛り付けて、上のバンズをペロリめくってみると、バーベキューソースをこってりと纏ったオニオンリングが踊っている。「揚げたてオニオン兄弟でっせー、ガンガン食べたってやー」と、そんな威勢のいい声が聞こえてきそうだ。
 
上のバンズを取ると、大きなオニオンリングがお出迎え

 では、バンズをもとに戻して実食。口を大きく開けて食べようとすると、「イデデデデ」。おちょぼ口では顎が外れるくらい開けても、収まる気がしない。そもそもパテが分厚い。それが2枚と踊るオニオンリングも鎮座しているから大変。それでも何とか、よし、やっと口に入ってくれた。
 
誰かに食べ方を指南してほしいレベルのサイズ感

 食べると、ビーフ100%の肉肉しさがほとばしる。バーガーっていうか、もはや肉。そこにチーズとソースにまみれたオニオンリングの、食感と甘みがプラスする。粗挽き肉と揚げ物のパンチ力が強すぎて、なかなか飲み込めない。でも、超うまい。しかも、ドンドン食べるが全然なくならない。そこで一旦、次をいただくことに。

 というわけで「チーズ&チキン」の包みを開けると、これまた見事な三階建て。大きなパテ2枚の上に、チキンカツがギュッと挟まっている。こちらも皿に移動させてバンズをペロリしてみると、チキンカツが巨大パテに埋まっている。これも食いごたえがありそうだ。
 
ビッグマウスバーガー チーズ&チキン(価格は1230円)

 「いただきます」と精神を整える。だが、案の定「イデデデデ」。マジで入らない。でも、このくだりを何回やっても仕方がないから、「えい! バクリ」。肉の味がきて、そして肉、その次も肉。「おーい、肉の味しかせんのかーい」とツッコミそうになったあたりで、突然きましたチキンカツとチーズの味わい。
 
パテが大きいせいで小さく見えるが、チキンカツのサイズもかなりのもの

 でもチキンカツも肉。そのため、口にあるのは肉肉肉。これは、やんちゃ過ぎる。うまいし、多幸感も弾けるが、肉肉しさはオニオンリング以上。チキンなんだから当たり前だ。ただ、ピクルスのフレッシュさが本当にオアシス。育ち盛りの男子には、ぜひ食べてほしいスペシャルなボリューム感といえる。というわけで、こちらも半分くらいでギブアップ。
 
お子様は分解してちょっとずつ食べることをオススメしたい

 ランチに2個それぞれを半分を食べ、結局、その日の晩酌のお供にチキン&チーズの残りを、翌日の朝食にオニオンリングBBQのラスト半分をいただいた。2個で大満足の3食を提供してくれたビッグマウスバーガー。大きく開け過ぎた口の痛みは、もう感じない。逸品だ。(エフェクト・山葉のぶゆき)