アウトドアシーンで大活躍するスパイス「ほりにし」と、ローソンの「からあげクン」のコラボ商品が8月2日に発売された。今回は、その実食レポートをお届けするとともに、元祖アウトドアスパイスとも呼べるあの名品と、からあげクンのコラボ商品を勝手に作り、その違いを検証してみた。
一つを取り出して観察してみると、からあげクンのレギュラーよりも色が濃く、さらに粗挽きペッパーらしい黒い粒々も見える。本物のほりにしといえば、茶色っぽい中にピンクや緑の香辛料もチラリと混じる、ちょっとカラフルなスパイスだが、その派手さは全くない。匂いは、普通のからあげクンとほぼ同じ。
では、パクリ。確かにちょっと旨味が強く、ペッパー感もプラスされている。そして、少し遅れてハーブやガーリックの風味も爽やかに香る。どれもがフワリ程度だけど、でもそれがいい。主役にならないのが、ほりにしなのだ。レギュラーと食べ比べてみると、もちろん違いが分かるが、からあげクンの味にしっかりとなじんだ優しい佇まい。これ好きっす。2個・3個と一瞬で食べてしまった。
ということで、勝手にコラボさせるために箱の上からクレイジーソルトをパッパッとかけて、ガザガサ振ってからいただいてみる。「うーん」、最初ちょっとしょっぱい。そりゃ岩塩だから当たり前だ。でも、しょっぱさは一瞬で消え、塩の旨味がじわっときて、最後にハーブがフワリと香る。そんなに悪くない。こちらも、2個・3個とパクパクと食べてしまった。
そして最後に、ほりにし味と食べ比べてみると、奮闘も虚しくしっかりと負け。やっぱり研究して開発された商品に、にわかコラボが勝てるわけもなかった。もちろん、クレイジーソルトに落ち度がないどころか、ほりにし同様、かなりうまい調味料なので、それだけはしっかり伝えておく。(エフェクト・山葉のぶゆき)
奥深いうまさがジワリのニューからあげクン
まずはパッケージから。本来、からあげクンというとカラフルでポップなパッケージのイメージだが、こちらはスパイスとして販売されている、ほりにし同様のシンプルな白ベースだ。筆で書いたような黒い文字もなんとも絶妙。チラリと見える、ニワトリがスパイスをかけているイラストも可愛い。一つを取り出して観察してみると、からあげクンのレギュラーよりも色が濃く、さらに粗挽きペッパーらしい黒い粒々も見える。本物のほりにしといえば、茶色っぽい中にピンクや緑の香辛料もチラリと混じる、ちょっとカラフルなスパイスだが、その派手さは全くない。匂いは、普通のからあげクンとほぼ同じ。
では、パクリ。確かにちょっと旨味が強く、ペッパー感もプラスされている。そして、少し遅れてハーブやガーリックの風味も爽やかに香る。どれもがフワリ程度だけど、でもそれがいい。主役にならないのが、ほりにしなのだ。レギュラーと食べ比べてみると、もちろん違いが分かるが、からあげクンの味にしっかりとなじんだ優しい佇まい。これ好きっす。2個・3個と一瞬で食べてしまった。
それでは俺の身勝手コラボ
さて、お次はこちら。ほりにしが世に登場する前、アウトドアシーンでかなり活躍した調味料「クレイジーソルト」の出番だ。岩塩にハーブが混じったこちらを、からあげクン レギュラーにかけてみる。もしや、ほりにしを超える名作の誕生となるのでは、と期待大。ということで、勝手にコラボさせるために箱の上からクレイジーソルトをパッパッとかけて、ガザガサ振ってからいただいてみる。「うーん」、最初ちょっとしょっぱい。そりゃ岩塩だから当たり前だ。でも、しょっぱさは一瞬で消え、塩の旨味がじわっときて、最後にハーブがフワリと香る。そんなに悪くない。こちらも、2個・3個とパクパクと食べてしまった。
そして最後に、ほりにし味と食べ比べてみると、奮闘も虚しくしっかりと負け。やっぱり研究して開発された商品に、にわかコラボが勝てるわけもなかった。もちろん、クレイジーソルトに落ち度がないどころか、ほりにし同様、かなりうまい調味料なので、それだけはしっかり伝えておく。(エフェクト・山葉のぶゆき)