Free Life Consultingは8月17日に、同社が運営する金融オンラインスクール「グローバルファイナンシャルスクール」が、この1年以内に投資を始めた20～60代の男女を対象に実施したアンケート調査の結果を発表した。同調査は、7月27日～29日の期間に行われ、544名から回答を得ている。


　調査対象者に、投資を始めた理由を尋ねたところ、「単純に資産を増やしたいから」（50.2％）がもっとも多く、「この先給料が上がると思えないから」（18.4％）、「将来の年金支給減」（10.7％）、「物価高がしばらく続きそうなので」（10.5％）がそれに続いた。
　まだ投資を続けているかを尋ねた質問では、「続けていない」という回答が7.9％に達している。
　投資を「続けていない」と答えた人に、その理由を尋ねたところ、「投資に回す時間がなくなった」が最多となり、「市場動向が見通せない」「損失が出た」といったリターンが取れないことを挙げる回答がそれに続いた。
　これまでの投資金額の平均は「469万円」で、最大は「8765万円」、中間は「50万円」となり、金額帯別でも「10万円～49万円」がもっとも多い価格帯となっている。
　現在も投資を続けている人に、どんな商品に投資をしているかを尋ねた質問（複数回答）では、「投資信託」（57.9％）、「個別株」（44.3％）、「FX」（38.5％）が上位を占めた。今後については、「個別株」と「REIT」がそれぞれポイントを上げている。