上新電機と大阪ガスは7月28日に、大阪ガスの100％子会社であるDaigasエナジーを代理店として、上新電機の関西地区における店舗のうち22店舗へ「カーボンニュートラルな都市ガス」を供給する契約を締結した。


　上新電機では、電力負荷平準化を目的に導入したガス空調用の都市ガスについて、店舗ごとに順次「カーボンニュートラルな都市ガス」への切り替えを進めている。

　今回、供給に関する契約を締結した22店舗は10月に「カーボンニュートラルな都市ガス」に切り替えられる。この切り替えによって、大阪ガスの再生可能エネルギー100％の電気「D-Green Premium」、Daigasエナジーの太陽光発電サービス「D-Solar」による削減量とあわせて約3050トンのCO2排出量削減を見込んでいる。

　同社は、2021年度には関西地区の5店舗、北信越地区6店舗の電力を「D-Green Premium」に変更した。また、北信越地区に新築した新発田店（新潟県）では「D-Solar」によって71kWの太陽光発電システムを導入するとともに、太陽光発電で賄えない電力は「D-Green Premium」を使用し、再生可能エネルギー100％の店舗を実現している。