国土交通省、「国土形成計画(全国計画)中間とりまとめ」公表
国土交通省は7月15日に、「国土審議会計画部会」にて2021年9月から行ってきた、新たな国土形成計画(全国計画)策定に向けた議論の中間取りまとめを公表した。
国土形成計画は、国土形成計画法に基づいて策定される、総合的かつ長期的な国土のあり方を示す計画であり、今回公表された中間とりまとめは、新型コロナ禍による生活・経済の変化や、デジタルの進展などを踏まえた、令和の新しい国土づくりの方向性を示す計画を策定するためのものとなっている。
中間とりまとめでは、人口減少・少子高齢化、巨大災害リスクへの対応をはじめとする国土の課題について、新たな発想による令和版の解決の原理を、すべての課題に共通して取り入れる。具体的には、
・民の力を最大限発揮する官民共創
・デジタルの徹底活用
・生活者・事業者の利便の最適化
・分野の垣根を越えること(いわゆる横串の発想)
を挙げた。
さらに、国土の課題を解決すべく、上記の原理のもと、とりわけ重点的に取り組む分野として、
・地域の関係者がデジタルを活用して自らデザインする新たな生活圏 ~地域生活圏~
・多様なニーズに応じあらゆる暮らし方と経済活動を可能にする世界唯一の新たな大都市圏 ~スーパー・メガリージョンの進化~
・産業の構造転換・再配置により、機能を補完しあう国土 ~令和の産業再配置~
・住民自らが話し合い官のサポートで人口減少下の適正な土地の利用・管理の方向性を示す管理構想の推進方策を強化して全国展開(国土利用計画)
を示している。
国土審議会計画部会では、これらの取り組みを通じて、持続可能な国土の形成、地方から全国へとボトムアップの成長、東京一極集中の是正の実現を期待する。
今後は、検討を深めなければならない事項について議論を進め、最終とりまとめを行い、来年半ばに新たな国土形成計画(全国計画)の策定を予定している。
国土形成計画は、国土形成計画法に基づいて策定される、総合的かつ長期的な国土のあり方を示す計画であり、今回公表された中間とりまとめは、新型コロナ禍による生活・経済の変化や、デジタルの進展などを踏まえた、令和の新しい国土づくりの方向性を示す計画を策定するためのものとなっている。
中間とりまとめでは、人口減少・少子高齢化、巨大災害リスクへの対応をはじめとする国土の課題について、新たな発想による令和版の解決の原理を、すべての課題に共通して取り入れる。具体的には、
・民の力を最大限発揮する官民共創
・デジタルの徹底活用
・生活者・事業者の利便の最適化
・分野の垣根を越えること(いわゆる横串の発想)
を挙げた。
さらに、国土の課題を解決すべく、上記の原理のもと、とりわけ重点的に取り組む分野として、
・地域の関係者がデジタルを活用して自らデザインする新たな生活圏 ~地域生活圏~
・多様なニーズに応じあらゆる暮らし方と経済活動を可能にする世界唯一の新たな大都市圏 ~スーパー・メガリージョンの進化~
・産業の構造転換・再配置により、機能を補完しあう国土 ~令和の産業再配置~
・住民自らが話し合い官のサポートで人口減少下の適正な土地の利用・管理の方向性を示す管理構想の推進方策を強化して全国展開(国土利用計画)
を示している。
国土審議会計画部会では、これらの取り組みを通じて、持続可能な国土の形成、地方から全国へとボトムアップの成長、東京一極集中の是正の実現を期待する。
今後は、検討を深めなければならない事項について議論を進め、最終とりまとめを行い、来年半ばに新たな国土形成計画(全国計画)の策定を予定している。