セブン-イレブンは6月5日から「ハワイときめきグルメ旅」フェアを実施していた。ポピュラーなものからまだあまり知られていないものまで、さまざまなハワイアンフードを取り揃えていた。そこで今回は、ハワイに憧れながらも一度も行ったことがなく、ハワイアンフードといえばロコモコとパンケーキしか思いつかない筆者が気になった商品を実食！ 想像上のハワイとの違いをお伝えしたい。

※ 「ハワイときめきグルメ旅」フェアは終了しています
 

ハワイの食べ物は世界に通ずる!？

　まず食べたのが「フライドライスおむすび」。ぱっと見はコンビニでよく見かける炒飯やピラフのおむすびのようだが、封を開けると、ごま油のいい香りがフワリ。エビとハムが盛られているのも新鮮だ。食べてみると、おやおや？　これ本当にハワイフード？　めっちゃ美味いけど、ほぼ炒飯ですやんー。やっぱりハワイなんだからパイナップルくらい入ってないと！　ということで総評はこちら。
   
なんとなくのハワイ度　★★
炒飯度　　　　　　　　★★★★
また食べたい度　　　　★★★

　次は、ソースでテリテリした唐揚げが入っている「モチコチキンおむすび」。モチコチキンとそれっぽいネーミングだが、これはハワイに移住した日本人が餅粉を使って唐揚げを作ったことにより生まれたものらしい。食べてみると、ほうほう、ちょい辛なんすねー。どうやら入っているソースがシラチャソースというもの。これはタイのシラチャという町で生まれたスパイシーなソースだそう。なかなか辛いがマヨネーズでマイルドになっている。餅子の魅力はよくわからんが、ソースがスパイシーだし南国感もあって、うまいー！ということで、総評はこちら。
   
なんとなくのハワイ度　★★★★
日本食度　　　　　　　★
また食べたい度　　　　★★★★

　次は丼のポキ丼。これはかなり有名で知ってる食べ物でした。ポキっていうのは魚介類を細かくしたものを指すらしい。マグロを使っているイメージだったけど、これはサーモンがメインだ。パクリ食べると、んー！ごま油が効いていて、思ったよりコッテリ系。若者向けのガッツリ丼だ。サーモンとごま油の相性もいい。海藻が入っているのが本場で正しいか分からないが、歯応えもあっていい感じ。お！サーモンの中に海老も発見。プリプリして美味いす。超オイリーで華やかな味なのに446キロカロリーというのもおじさん的には嬉しいポイントだ。総評はこちら。
   
なんとなくのハワイ度　★★★★★
海鮮丼度　　　　　　　★
また食べたい度　　　　★★★★★

　最後は、サイミンという麺料理。ハムに加えて刻んだチャーシューまで乗っている。さらに錦糸卵、エビ、野菜となかなか豪華。まずスープからいただくと、おー、海老の風味がすごい！　ベトナムのフォーに海老出汁を加えた感じ。ナンプラー感も少しあって、アジア料理の雰囲気が強い。麺は四角く、モチモチとボソボソが同居する珍しい食感。これは日本のラーメンとは全然違う、台湾の屋台で朝食を食べた感じのライトで優しい味わいだ。個人的にはもう少しパンチがあってもいいかも。具材がたっぷりだからなんとか飽きないけど。ということで総評はこちら。
   
なんとなくのハワイ度　★
台湾の屋台度　　　　　★★★★★
また食べたい度　　　　★★

　今回は、ハワイといえばパイナップルが入っていたり、海鮮チリ味だったり、そんな派手な味を妄想していたハワイ未経験おじさんの身勝手レビューとなりました。リアルなハワイはこんな感じで優しい味付けの料理も多いのかも。うおー！　何故か猛烈に行きたくなったぜハワイ！　……もしやこれがハワイ観光局の策略か？（エフェクト・山葉のぶゆき）