家でリラックスするのに最適なハーブ おすすめ5選と活用法
部屋に緑があると落ち着く。筆者の栽培経験を交えながら、アパートや集合住宅の室内で楽しめるおしゃれなハーブを五つ紹介しよう。100円ショップのプランターで栽培できる手軽さなので、これからの季節、部屋に少し緑がほしいと考えている人はぜひ参考にしてもらいたい。
ここでは、特に強く、ある程度土の用意ができていれば、あとはおおよそ自由に育ってくれるハーブを五つ紹介する。
バジルは別名ホーリーバジルとも呼ばれる耐寒性多年草、シソ科メボウキ属のハーブの代表格のひとつだ。優しさも感じる香ばしさはリラックスにぴったり。
香りが良い上に、食べることもできる。苗1株およそ100~300円程度で購入でき、100円ショップの中サイズくらいのプランターにホームセンターのハーブ用の土を入れて植えてやれば、誰がやってもほぼ育ってくれる。
香りがよいのは当然ながら、新芽がどんどん出てくるので、その都度、葉っぱをちぎってそのまま食べられる。ある程度まとめて収穫できた場合は、乾燥させて粉末にすると市販のバジル調味料の代わりにできる。
オリーブオイル漬けにすればパスタソースにもできる。にんにくなどと合わせればジェノベーゼも可能だ。
成長と新芽の出が早いので、苗を三つも用意すると毎日バジルを食べてもなくならないくらいに増える。
置いておく場所は窓際でよく、水やりも一度プランターの底から水が出てくるくらいまであげたら、1日、2日は水やりをしなくてもいい。
栽培は、他の観葉植物や高難度のハーブに比べたら簡単で、栽培が初めての人でも新芽をいくつか摘むくらいはできる。個人的に一番おすすめなハーブである。
アップルミントは、地中海からアジア原産のシソ科ハッカ属の多年草、清涼で甘さを感じる香りがある有名なハーブである。まるっとしている葉っぱには、多肉のような葉脈があって見た目にもかわいい。
地植えにすると増えすぎて、その辺一帯が全てアップルミントになってしまうくらい強く、ある意味、侵略的でもあるほど。環境保護の観点からも室内でプランターで栽培するくらいがちょうどよいだろう。
アップルミントも食べられる。お酒に入れればモヒートに、スイーツにのせればおしゃれになり、乾燥させた葉を紅茶と一緒に抽出すれば、程よい香りのティータイムを楽しめる。
最も使い勝手が良いのはハーブ水だ。摘んだアップルミントを水に漬け込んで放置するだけで、ハーブ水ができる。ただの水とは違い、爽快で清涼感もあり、何よりおしゃれである。
オレガノは別名マジョラムとも呼ばれ、地中海原産、シソ科ハナハッカ属の多年草だ。もちろん、オレガノも食べられる。花が咲けば淡い紫色で、葉もちまちましていてかわいらしい。
イタリア料理全般、肉や魚料理、煮込み料理にもぴったりで、栽培も簡単にできて、ぐんぐん増えるのでコスパが良い。ピザ、パスタ、ラザニアなどトマトを使用する料理にぴったりなハーブで、乾燥させておけば日持ちもする。
バジルやアップルミント同様に栽培しやすいが、少し大きく育ってしまうので、背が伸びてきたらどんどん摘み取って料理に使ってほしい。
クレソンは別名オランダガラシとも呼ばれ、欧州からアジア原産、アブラナ科の多年草で、こちらも食べられる。クレソンは、好きな人にとっては癒やしにもなるが、食欲がわく香りも特徴的だ。
ちょっとおしゃれなレストランで出てくるサラダに入っている少し辛い葉っぱがクレソンだ。肉料理、ステーキ、ハンバーグなどに付け合せでついているケースも多い。
苗1株はおよそ300円程度と少しお高めだが、スーパーでクレソンを買おうとするともっと高くつく。頻繁にクレソンを料理に入れたい人は、自分で栽培する方がコスパが良いだろう。
実は、クレソンは水耕栽培もできるので土いじりが嫌な人にもおすすめできる。しかも、クレソンはカリウム、カルシウム、ベータカロテンなど栄養素も豊富で、ビタミンK、葉酸も含まれている。
栽培して癒されるばかりか、食べてもおいしい、栄養もある優秀なハーブなのである。
パクチーは別名コリアンダーとも呼ばれ、地中海原産、セリ科コエンドロ属の一年草である。もちろん、パクチーも食べられる。
パクチーはタイ料理やベトナム料理には欠かせないハーブで、人によってはカメムシの匂いがする、と苦手意識を持つ人もいるようだが、この独特な香りが癒やしや清涼感につながる人もいる。
パクチーの栽培は比較的カンタンで、よく育つ。スーパーで買おうとするとやはり高いので、栽培するのがいいだろう。
背丈は30cmくらいまでは育つが、しっかり日が当たる所で育てないと茎がヒョロヒョロになる。葉が自然に揺れるくらいの風通しの良いところで栽培した方が、歯ごたえのある茎を持ったパクチーに育つだろう。
ハーブの栽培には剪定がつきものなので、剪定した葉を捨ててしまうよりは食べた方がSDGsである。決して食いしん坊だからというわけではない。
バジル、アップルミントはともにハーブ水にぴったりで、乾燥させて市販の紅茶と一緒に抽出すれば、おしゃれなティータイムも楽しめる。
オレガノ、クレソン、パクチーはお茶には向いていないが煮込み料理には向いているのでスープに入れるにはぴったりである。
栽培をして葉の成長にも癒やされ、剪定により食事もお茶も楽しめるのだから、無駄なことは何一つない。
部屋に緑がほしい、ハーブの栽培を始めたいと考えている人は、まずは栽培しやすい難易度の低い、強いハーブから始めることをおすすめする。(GEAR)
リラックスしたい! 初心者でも栽培できるハーブをおすすめ
植物も生き物なのできちんと育てるのは実は難しい。しかし、最低限の土と環境があればぐんぐん育ってくれるハーブのような生命力の強い植物もいる。ここでは、特に強く、ある程度土の用意ができていれば、あとはおおよそ自由に育ってくれるハーブを五つ紹介する。
バジル
バジルは別名ホーリーバジルとも呼ばれる耐寒性多年草、シソ科メボウキ属のハーブの代表格のひとつだ。優しさも感じる香ばしさはリラックスにぴったり。
香りが良い上に、食べることもできる。苗1株およそ100~300円程度で購入でき、100円ショップの中サイズくらいのプランターにホームセンターのハーブ用の土を入れて植えてやれば、誰がやってもほぼ育ってくれる。
香りがよいのは当然ながら、新芽がどんどん出てくるので、その都度、葉っぱをちぎってそのまま食べられる。ある程度まとめて収穫できた場合は、乾燥させて粉末にすると市販のバジル調味料の代わりにできる。
オリーブオイル漬けにすればパスタソースにもできる。にんにくなどと合わせればジェノベーゼも可能だ。
成長と新芽の出が早いので、苗を三つも用意すると毎日バジルを食べてもなくならないくらいに増える。
置いておく場所は窓際でよく、水やりも一度プランターの底から水が出てくるくらいまであげたら、1日、2日は水やりをしなくてもいい。
栽培は、他の観葉植物や高難度のハーブに比べたら簡単で、栽培が初めての人でも新芽をいくつか摘むくらいはできる。個人的に一番おすすめなハーブである。
アップルミント
アップルミントは、地中海からアジア原産のシソ科ハッカ属の多年草、清涼で甘さを感じる香りがある有名なハーブである。まるっとしている葉っぱには、多肉のような葉脈があって見た目にもかわいい。
地植えにすると増えすぎて、その辺一帯が全てアップルミントになってしまうくらい強く、ある意味、侵略的でもあるほど。環境保護の観点からも室内でプランターで栽培するくらいがちょうどよいだろう。
アップルミントも食べられる。お酒に入れればモヒートに、スイーツにのせればおしゃれになり、乾燥させた葉を紅茶と一緒に抽出すれば、程よい香りのティータイムを楽しめる。
最も使い勝手が良いのはハーブ水だ。摘んだアップルミントを水に漬け込んで放置するだけで、ハーブ水ができる。ただの水とは違い、爽快で清涼感もあり、何よりおしゃれである。
オレガノ
オレガノは別名マジョラムとも呼ばれ、地中海原産、シソ科ハナハッカ属の多年草だ。もちろん、オレガノも食べられる。花が咲けば淡い紫色で、葉もちまちましていてかわいらしい。
イタリア料理全般、肉や魚料理、煮込み料理にもぴったりで、栽培も簡単にできて、ぐんぐん増えるのでコスパが良い。ピザ、パスタ、ラザニアなどトマトを使用する料理にぴったりなハーブで、乾燥させておけば日持ちもする。
バジルやアップルミント同様に栽培しやすいが、少し大きく育ってしまうので、背が伸びてきたらどんどん摘み取って料理に使ってほしい。
クレソン
クレソンは別名オランダガラシとも呼ばれ、欧州からアジア原産、アブラナ科の多年草で、こちらも食べられる。クレソンは、好きな人にとっては癒やしにもなるが、食欲がわく香りも特徴的だ。
ちょっとおしゃれなレストランで出てくるサラダに入っている少し辛い葉っぱがクレソンだ。肉料理、ステーキ、ハンバーグなどに付け合せでついているケースも多い。
苗1株はおよそ300円程度と少しお高めだが、スーパーでクレソンを買おうとするともっと高くつく。頻繁にクレソンを料理に入れたい人は、自分で栽培する方がコスパが良いだろう。
実は、クレソンは水耕栽培もできるので土いじりが嫌な人にもおすすめできる。しかも、クレソンはカリウム、カルシウム、ベータカロテンなど栄養素も豊富で、ビタミンK、葉酸も含まれている。
栽培して癒されるばかりか、食べてもおいしい、栄養もある優秀なハーブなのである。
パクチー
パクチーは別名コリアンダーとも呼ばれ、地中海原産、セリ科コエンドロ属の一年草である。もちろん、パクチーも食べられる。
パクチーはタイ料理やベトナム料理には欠かせないハーブで、人によってはカメムシの匂いがする、と苦手意識を持つ人もいるようだが、この独特な香りが癒やしや清涼感につながる人もいる。
パクチーの栽培は比較的カンタンで、よく育つ。スーパーで買おうとするとやはり高いので、栽培するのがいいだろう。
背丈は30cmくらいまでは育つが、しっかり日が当たる所で育てないと茎がヒョロヒョロになる。葉が自然に揺れるくらいの風通しの良いところで栽培した方が、歯ごたえのある茎を持ったパクチーに育つだろう。
育てたハーブの活用方法
育てたハーブは、見て癒されるのも良いが、葉を収穫してそのまま食べることも、乾燥させた後でスパイスとして使うこともできる。日々のお料理に
ここで紹介したハーブのように、育てて目で見て、香りを感じて癒やされ、リラックスするだけでなく、どうせ栽培するなら食べられる方が良い。ハーブの栽培には剪定がつきものなので、剪定した葉を捨ててしまうよりは食べた方がSDGsである。決して食いしん坊だからというわけではない。
ハーブ水やティータイムに
バジル、アップルミントはともにハーブ水にぴったりで、乾燥させて市販の紅茶と一緒に抽出すれば、おしゃれなティータイムも楽しめる。
オレガノ、クレソン、パクチーはお茶には向いていないが煮込み料理には向いているのでスープに入れるにはぴったりである。
栽培をして葉の成長にも癒やされ、剪定により食事もお茶も楽しめるのだから、無駄なことは何一つない。
栽培が簡単なハーブがおすすめ
ハーブの中には栽培がとても難しく、土作り、環境整備、温度管理まで必要なものもある。かわいいからといって、難易度の高いハーブ栽培に挑戦すると大抵は失敗して枯らしてしまう。これでは、癒やしにも、リラックスにも、腹の足しにもならない。部屋に緑がほしい、ハーブの栽培を始めたいと考えている人は、まずは栽培しやすい難易度の低い、強いハーブから始めることをおすすめする。(GEAR)