AR（拡張現実）技術のイノベーターである日本Nreal（Nreal）は、7月以降順次、ソフトバンクのコンテンツ配信サービス「5G LAB」を体験できる一部のソフトバンクショップや家電量販店で、ARグラス製品「Nreal Air」の販売を開始する。購入可能な店舗を拡大することで、より多くのコンシューマが製品を体験することが可能となる。


　2017年に設立したNrealは、世界規模で販売されているコンシューマ向けARグラスのブランドを皮切りに、ARのトランスフォーメーションインパクトで世界をリードしている。Nrealは、自社開発の3Dインタラクティブアプリケーション「Nebula」、ARグラス製品「Nreal Air」、「Nreal Light」とともに拡張現実体験を革新してきた。ARを誰もが利用でき、アクセスできるような世界を目指し、日々開発や普及活動に励んでいる。また、世界有数の5G企業とのパートナーシップに支えられながら先代のARグラス「Nreal Light」をグローバルで販売している。

　「Nreal Air」は、今年2月に世界で初めての販売国として日本で販売を開始した。ARデバイスへの関心の高まりと消費者の需要の増加をけん引し、多くの反響を得ている。軽量で携帯性に優れ、大画面・高画質でコンテンツを楽しめることに加え、世界初、国際的な独立第三者検査・認証機関であるテュフラインランドから「低ブルーライト、フリッカーフリー」を認証されたARグラスとなっている。ブルーライトが視覚に与える潜在的な影響を効果的に軽減しながら、画面の色をsRGBの全色域でほぼ完全に表現することができ、ストロボを使用しないため、画面のちらつきによる視覚疲労を軽減することができる。
 
　Nreal 副社長 兼 日本Nreal 代表取締役の呂正民氏は、「Nreal Airをより多くの日本の消費者に届けられることを喜んでいる。今回の取り組みは、日本でのNrealの存在感をさらに高め、いつでも、誰でも、最高のAR体験を提供するという当社のコミットメントの一環として、またさらに重要で大きな一歩を踏み出すものとなる」とコメントしている。