マスクも“ひんやり”! 冷感スプレーで暑さ対策しよう

時事ネタ

2022/06/30 07:00

 暑い夏を乗り切るためのアイテムのなかでも、必要に応じて手軽に使いやすいのが冷感スプレーだ。マスクに使うタイプのものや、服の上から使えるタイプなど、さまざまなタイプが登場している。消臭効果や香りがあるタイプも汗が気になる季節には見逃せない。その冷感スプレーの選び方からおすすめ商品を紹介したい。

一気に冷やすことができる冷感スプレー(画像はイメージ)

ガス噴射タイプかミストタイプかで選ぶ

 冷感スプレーには大きく分けて、ガス圧で噴射するタイプと、トリガーを引くことで霧状に噴射するタイプがある。ガス圧で噴射するタイプの場合、短時間で大量に噴射するため、狙ったところを一気に冷やすことができる。首筋や脇の下など、全身を冷やすことができる場所を狙えば効果が高いだろう。

 霧状に噴射するタイプの場合、広範囲に冷却成分を届けられる。ガス圧タイプに比べるとボトルの耐久性が低くてよいため、さまざまな大きさや形のものがあり、バッグに入れて持ち運びやすい。

消臭効果や香りつきで汗が気にならない

 暑さとともに気になるのが、汗によるニオイ。冷感スプレーのなかには消臭効果を持つものや、香りつきのものがあり、そのようなものを選べばニオイを気にせずに屋外で活動できる。汗のニオイが気になる人はこのような機能に注目して選んでほしい。

マスクや服の上から使える冷感スプレーも

 最近は新型コロナウイルスの影響で、花粉の季節以外でもマスクをつけている人が多い。炎天下でマスクをつけていると口元が熱くなるが、マスクの上から使える冷感スプレーを使えば涼しさを感じられる。また、人前で服のなかにスプレーを入れて使うのに抵抗を感じる場合は、服の上から使えるスプレーがおすすめ。服を脱いだりめくったりすることなく、服にスプレーするだけなので手軽にどこでも利用できる。

 上記の選び方を踏まえ、おすすめの冷感スプレー5選を紹介しよう。

熱中対策 シャツクール

 熱中対策 シャツクールは、シャツにスプレーしておくと汗をかいたときに冷感効果が出るスプレー。大容量280mlのほか、小型の100mlもあり、家を出るときだけでなく持ち運んでいつでも使える。消臭・除菌効果もあるため、汗の臭い対策にも便利。清潔なソープの香りと、爽やかなフレッシュシトラスの香りの2種類から好みで選べるのがポイントだ。
 
熱中対策 シャツクール

熱中対策 服の上から極寒スプレー

 上で紹介したのがスプレータイプなのに対し、熱中対策 服の上から極寒スプレーはジェット冷気をガス圧で噴射するタイプの製品。衣類の上から噴射することで、冷気で瞬間冷却できる。こちらも香りと容量違いで5種類をラインアップしており、用途や好みに合わせて選ぶことが可能。服についた汗のニオイも取ってくれるので、一石二鳥だ。
 
熱中対策 服の上から極寒スプレー

アイスノン 頭を冷やすスプレー

 暑さに弱い頭を直接冷やすなら、アイスノンの頭を冷やすスプレーがおすすめ。-30度の冷気でほてった頭をすっきりクールダウンしてくれる。冷気だけでなくメントールも配合しているため、一度使うとしばらくひんやり感が継続。帽子やヘルメットを使う人にもおすすめだ。速乾タイプなので髪が長時間濡れた状態になることはない。
 
アイスノン 頭を冷やすスプレー

アイスノン マスクひんやりスプレー

 暑いなかでもマスクをつけたいなら、アイスノンのマスクひんやりスプレーを試してみてはいかがだろうか。クール成分であるメントールや乳酸綿チルを配合し、着用前に使うことでひんやり感を味わえる。ひんやり効果以外に、除菌、抗菌、ウイルス除去、消臭効果もあるため、マスクを快適に使用可能。ゆずレモンの香りで気分もリフレッシュできそうだ。
 
アイスノン マスクひんやりスプレー

クールミストUV夏凛

 クールミストUV夏凜は、夏のさまざまな悩みを一本で解決してくれる冷感スプレー。冷却・冷感効果に加え、UVカット、消臭、除菌、虫除け効果があり、複数の製品を使いわけるのが面倒という人におすすめだ。冷却効果はスプレーに含まれるエタノールの気化熱で実現。スプレーした場所の温度が一気に-12.4度も下がる。化粧品原料から作られているため、肌にも優しいのがうれしい。
 
クールミストUV夏凛

冷感スプレーには低温やけどなどの注意点も

 暑い夏を乗り切るのに役に立つ冷感スプレーだが、使い方には注意してほしい。たとえば、あまりにも長時間にわたって同じ場所に使い続けると低温やけどになる可能性がある。また、ガス圧を利用するタイプの場合は引火しやすく、たばこの火は厳禁。ほかにもさまざまな注意点があるため、製品の説明書などを必ず熟読してから使用してほしい。(ライター・ハウザー)