「濡らして振ると冷えるタオル」はなぜ冷たくなる? おすすめ商品も紹介
年々暑くなっているように感じられる日本の夏を乗り切るためにさまざまな新商品が登場しているが、今おすすめなのは「濡らして振ると冷えるタオル」だ。洗濯しても効果が変わらず、薬品も使用していないため、子どもにも安心して使える。原理やおすすめを紹介しよう。
水分が蒸発すれば冷えるので、冷たさを感じなくなっても再び濡らして振れば冷たくなるのも便利。水道さえあればいつでもどこでも何回でも冷たさを復活できる。さらに、繊維そのものの熱伝導率が高いのも特徴。熱伝導率が高いものに触れると冷たく感じるため、二重の効果で冷えを実感できる。
上記の点を踏まえて、おすすめの濡らして振ると冷えるタオル5選を紹介しよう。
「濡らして振ると冷えるタオル」はなぜ冷たくなる?メリットは?
まずは「濡らして振ると冷えるタオル」がなぜ冷たくなるのか、そしてこの製品を使うメリットはどこにあるのか解説しよう。気化熱を利用してタオルを冷却
濡らして振ると冷えるタオルは、一言でいえば水分が蒸発するときに熱を奪う現象である「気化熱」を利用している。水をよく吸い、かつ内部と表面で水分が循環しやすい繊維を使っており、効率よく水分を蒸発することで冷やしているのだ。水分が蒸発すれば冷えるので、冷たさを感じなくなっても再び濡らして振れば冷たくなるのも便利。水道さえあればいつでもどこでも何回でも冷たさを復活できる。さらに、繊維そのものの熱伝導率が高いのも特徴。熱伝導率が高いものに触れると冷たく感じるため、二重の効果で冷えを実感できる。
洗濯しても効果が落ちない
濡らして振ると冷えるタオルは繊維そのものの特性を利用しているため、洗濯しても成分が落ちず、効果が持続する。暑い日に使うと汗などの付着が気になるが、劣化を気にすることなく洗えるのだ。もちろん繊維が永久に劣化しないわけではないが、長期間使うことはできる。薬品不使用で子どもや肌が弱い人でも安心
繊維そのものの特性を利用しているメリットはほかにもある。薬品を使用している冷却グッズに比べて肌に優しく、子どもや肌が弱い人でも安心して使用可能だ。ただし、化学繊維でできている点には留意しておきたい。上記の点を踏まえて、おすすめの濡らして振ると冷えるタオル5選を紹介しよう。