コロナの影響などで旅行に行けない方のためにスタートしたこの企画。各県のご当地インスタントラーメンをいただき、旅行気分を味わおう!ということで、第3回となる今回は岩手県をフィーチャー。ではさっそく岩手の美味いものが詰まったご当地ラーメンを実食し、それぞれの魅力をレポートしよう。
まずいただいたのが、三陸産わかめを麺に練り込んだと言う「海老塩わかめラーメン」。縦長のパッケージも個性的だ。中身を取り出すと、そうめんや蕎麦の乾麺のような、棒状の麺が2人前入っている。わかめが練り込まれているからだろう、麺は若干緑色でさらに蕎麦感アップ。麺を茹でてからお湯を切り、スープとお湯の入った器に入れたら出来上がりだ。
スープからゴクリといただくと……ウホー!海老のいい香りが鼻を駆け抜ける。こ、これは、美味ーい!あっさり塩味が海老の風味を引き立て、かなりいい塩梅。お次は緑がかった麺をいただくと、ほうほう、なるほど。たしかにわかめの風味がふわりと漂う。ストレートの中細麺でスイスイと食がすすむ。ただ、見た目の蕎麦感のせいかもしれないが、若干粉っぽさも感じる、気もする。全体的に美味いんだけど、そこだけが気になった。ということで総評はこちら。
ご当地感 ★★★★
麺の個性 ★★★★
スープの個性 ★★★
お土産力 ★★★
海老出汁とわかめの麺で、ご当地感も麺の個性も高得点。ただ海老出汁が今やそれほど珍しくないこともあって、スープの個性とお土産感はあまり伸びなかった。いや、かなりクオリティー高いんだけどね。ちょっと上品すぎるかも。
次にいただいたのは、岩手が産んだブランド牛、前沢牛のラーメン。霜降りと甘みが特徴の高級肉とインスタントラーメンのマッチングが楽しみだ。袋を見ると、えー!前沢牛入りの記載が!肉が真空パックとかで入っているのか?と期待しつつ中身を出すがその姿はない。こちらも茹でた麺と、お湯で薄めたスープを器でドッキングさせるタイプ。醤油ラーメンのいい香りが立ち込める。
まずはスープからいただくと……こりゃまじで美味え!牛の旨味がギューっと詰まってる。牛だけに!かなり前に牛骨ラーメンが流行ったけど、そんなぼんやりした味ではない。スープが完全に、いいお肉の味なのよ。麺は中細ちぢれ麺で、これがまたスープとよく絡む。前沢牛入りの件もすっかり忘れて、ズルズルいくらでもいけちゃいますわ。と調子に乗って食べていたら、おやおや、小さい肉片発見。肉入りってこのことかい!そのおごそかさに若干たじろきつつ、総評を発表しよう。
ご当地感 ★★★★
麺の個性 ★★
スープの個性 ★★★★
お土産力 ★★★★★
ここまで牛の味が凝集されたスープはなかなか珍しく、かなり美味いこともあって、ご当地感もスープの個性も高得点。麺はまあまあ普通だけど、黒いパッケージのインパクトと、稀有な味わいでお土産としてかなり喜ばれそうだ。
最後にいただいたのは「うにらーめん」。紫バックに金文字とかなり高級感あるパッケージに加え「全てが一線を画すこだわりの一杯」というコピーも光る。さらに、美味いかどうかよくわからないが、ウニ殻パウダーなるものが麺に練り込まれているらしく、その味わいも気になるところだ。麺を茹でつつ液体スープを器に出してみると、ドロリとウニ色の液体が登場。美味そうといえば美味そう、かも。
では、いつも通りスープからいただくと……こ、これは、なんかよく分からん味だけど、美味い!いろんな旨味を凝縮させたような、複雑で濃厚なスープだ。でも果たしてウニ味か?っていうかウニって何味だ?頭が混乱しながらも次は麺をズルズル。結構な太麺で、食べ応えも充分だ。でもウニ殻とやらの味はよくわからない。っていうかウニ殻って何味だ?筆者がこれを名付けるなら、濃厚旨塩味ウニ色ラーメン。ウニ色て!ちなみに、もったいないけど本物のウニをがんがん乗せるとめっちゃ合いそうだ。というわけで総評はこちら。
ご当地感 ★★
麺の個性 ★★★
スープの個性 ★★★
お土産力 ★★
これはかなり渋い結果となってしまった。いや、美味いんですよ。美味いんだけど、ウニの味わいをがっつり感じさせない限り、ご当地感も出なければ、スープも個性的とはいえない。何より、誰へのお土産にすればわからないのが厳しい。ウニ好きに買うと何か違うだろうし、ウニが苦手な人に渡すものでもないし。いや、ホントすごく美味いんですが。
というわけで、今回は岩手県の3種のご当地インスタントラーメンを紹介した。来月は宮城県を予定!お楽しみに。(エフェクト・山葉のぶゆき)
※記事中の価格は購入時もの
海老とわかめのダブル攻撃にたじたじ
まずいただいたのが、三陸産わかめを麺に練り込んだと言う「海老塩わかめラーメン」。縦長のパッケージも個性的だ。中身を取り出すと、そうめんや蕎麦の乾麺のような、棒状の麺が2人前入っている。わかめが練り込まれているからだろう、麺は若干緑色でさらに蕎麦感アップ。麺を茹でてからお湯を切り、スープとお湯の入った器に入れたら出来上がりだ。
スープからゴクリといただくと……ウホー!海老のいい香りが鼻を駆け抜ける。こ、これは、美味ーい!あっさり塩味が海老の風味を引き立て、かなりいい塩梅。お次は緑がかった麺をいただくと、ほうほう、なるほど。たしかにわかめの風味がふわりと漂う。ストレートの中細麺でスイスイと食がすすむ。ただ、見た目の蕎麦感のせいかもしれないが、若干粉っぽさも感じる、気もする。全体的に美味いんだけど、そこだけが気になった。ということで総評はこちら。
ご当地感 ★★★★
麺の個性 ★★★★
スープの個性 ★★★
お土産力 ★★★
海老出汁とわかめの麺で、ご当地感も麺の個性も高得点。ただ海老出汁が今やそれほど珍しくないこともあって、スープの個性とお土産感はあまり伸びなかった。いや、かなりクオリティー高いんだけどね。ちょっと上品すぎるかも。
姿は見えないが存在感抜群の、前沢牛入り!
次にいただいたのは、岩手が産んだブランド牛、前沢牛のラーメン。霜降りと甘みが特徴の高級肉とインスタントラーメンのマッチングが楽しみだ。袋を見ると、えー!前沢牛入りの記載が!肉が真空パックとかで入っているのか?と期待しつつ中身を出すがその姿はない。こちらも茹でた麺と、お湯で薄めたスープを器でドッキングさせるタイプ。醤油ラーメンのいい香りが立ち込める。
まずはスープからいただくと……こりゃまじで美味え!牛の旨味がギューっと詰まってる。牛だけに!かなり前に牛骨ラーメンが流行ったけど、そんなぼんやりした味ではない。スープが完全に、いいお肉の味なのよ。麺は中細ちぢれ麺で、これがまたスープとよく絡む。前沢牛入りの件もすっかり忘れて、ズルズルいくらでもいけちゃいますわ。と調子に乗って食べていたら、おやおや、小さい肉片発見。肉入りってこのことかい!そのおごそかさに若干たじろきつつ、総評を発表しよう。
ご当地感 ★★★★
麺の個性 ★★
スープの個性 ★★★★
お土産力 ★★★★★
ここまで牛の味が凝集されたスープはなかなか珍しく、かなり美味いこともあって、ご当地感もスープの個性も高得点。麺はまあまあ普通だけど、黒いパッケージのインパクトと、稀有な味わいでお土産としてかなり喜ばれそうだ。
味とは何なのか。禅問答のような一杯
最後にいただいたのは「うにらーめん」。紫バックに金文字とかなり高級感あるパッケージに加え「全てが一線を画すこだわりの一杯」というコピーも光る。さらに、美味いかどうかよくわからないが、ウニ殻パウダーなるものが麺に練り込まれているらしく、その味わいも気になるところだ。麺を茹でつつ液体スープを器に出してみると、ドロリとウニ色の液体が登場。美味そうといえば美味そう、かも。
では、いつも通りスープからいただくと……こ、これは、なんかよく分からん味だけど、美味い!いろんな旨味を凝縮させたような、複雑で濃厚なスープだ。でも果たしてウニ味か?っていうかウニって何味だ?頭が混乱しながらも次は麺をズルズル。結構な太麺で、食べ応えも充分だ。でもウニ殻とやらの味はよくわからない。っていうかウニ殻って何味だ?筆者がこれを名付けるなら、濃厚旨塩味ウニ色ラーメン。ウニ色て!ちなみに、もったいないけど本物のウニをがんがん乗せるとめっちゃ合いそうだ。というわけで総評はこちら。
ご当地感 ★★
麺の個性 ★★★
スープの個性 ★★★
お土産力 ★★
これはかなり渋い結果となってしまった。いや、美味いんですよ。美味いんだけど、ウニの味わいをがっつり感じさせない限り、ご当地感も出なければ、スープも個性的とはいえない。何より、誰へのお土産にすればわからないのが厳しい。ウニ好きに買うと何か違うだろうし、ウニが苦手な人に渡すものでもないし。いや、ホントすごく美味いんですが。
というわけで、今回は岩手県の3種のご当地インスタントラーメンを紹介した。来月は宮城県を予定!お楽しみに。(エフェクト・山葉のぶゆき)
※記事中の価格は購入時もの