運動会や動物園で撮影するなら、スマホ用ズームレンズが便利!
誰もが当たり前のようにスマホで写真を撮る時代になったが、筐体サイズの制限が大きいスマホには遠くのものを撮影するための望遠レンズを搭載しづらいという弱点がある。その弱点をカバーするためのものがスマホ用ズームレンズだ。運動会や動物園で被写体を大きく撮影したいなら購入の価値がある。まずはスマホ用ズームレンズの選び方を解説する。
上記の点を踏まえながら、おすすめのスマホ用ズームレンズを五つ紹介しよう。
スマホに取り付けるためのクリップとレンズを分離できるため、クリップをスマホにつけておけばシャッターチャンス時に簡単にレンズを取り付けられる。魚眼レンズや万華鏡レンズを使えば現実にはない幻想的な写真を撮影できる。
対応機種は要確認
最初に確認したいのは、ズームレンズの対応機種について。スマホはそれぞれカメラの位置、サイズ、本体の厚みなどが異なるため、すべてのズームレンズが取り付け可能とは限らない。購入したものの取り付けられずに使えないという事態にならないよう、あらかじめ自分のスマホに取り付け可能かどうか確認してほしい。倍率や画角をチェック
スマホ用ズームレンズの倍率や画角は製品によって大きく異なる。どれくらいの倍率が必要かは用途によって異なるが、普段使いなら3倍、運動会で撮影するなら20倍程度あれば十分だろう。より倍率が高いズームレンズほど遠くのものを大きく撮影できるが、それだけサイズが大きくなるため、持ち運びやすさや撮影のしやすさについても注意してほしい。ズームレンズ以外のレンズがセットになっている製品も
スマホ用ズームレンズのなかには、遠くを撮影するためのレンズだけでなく、花や虫など小さな被写体を撮影するためのマクロレンズがセットになっているものや、魚眼レンズや三脚といったものがセットになっているものもある。さまざまな場面で写真撮影を楽しみたいならこのようなセットを購入するのもおすすめだ。上記の点を踏まえながら、おすすめのスマホ用ズームレンズを五つ紹介しよう。
ケンコー・トキナー リアルプロクリップレンズ 望遠8倍
光学機器メーカーのケンコー・トキナーが販売しているのが、リアルプロクリップレンズ 望遠8倍。ガラスレンズにはマルチコーティングが施されており、高い画質での撮影が期待できる。本体は単体で単眼鏡としても利用可能なので、スポーツ観戦や近くに寄れないものをしっかり見たいときなどに役立つ。EaseUup スマホ用望遠レンズ
EaseUupのスマホ用望遠レンズは25倍という高いズーム倍率が魅力。これだけの倍率があればスマホでの写真撮影の幅が広がり、より多くの場面で活躍できるだろう。ズーム倍率が高くなると写真がぶれやすくなるが、このスマホ用ズームレンズには三脚がセットになっている。しっかりと据えて撮影すると、ぶれのない写真撮影が可能だ。SOLOMARK 望遠鏡
SOLOMARK 望遠鏡は、防水・防塵・耐衝撃という特徴を持ったスマホ用ズームレンズ。アウトドアでの撮影でも安心して使用できるだろう。ズーム倍率は12倍で、大型のレンズには多層膜コーティングが施されており、鮮明な画像を撮影できる。単眼鏡としても使え、バードウォッチングなどにもピッタリだ。ケンコー・トキナー SNSマスター
SNS映えする写真を目指して作られたケンコー・トキナーの「SNSマスター」のなかにも望遠レンズがある。倍率は2倍と控えめだが、その分小型軽量で安価なのが魅力だ。SNSマスターにはほかにマクロレンズや偏光フィルターもあるため、すべてを揃えればSNSへ投稿する写真をワンランクアップさせることができる。LIERONT スマホ用カメラレンズ
LIERONT スマホ用カメラレンズは、25倍の望遠レンズに加え、0.65倍の広角レンズと25倍のマクロレンズ、210度の魚眼レンズ、万華鏡レンズ、金属製の三脚がセットになったお得なスマホ用レンズセットだ。スマホに取り付けるためのクリップとレンズを分離できるため、クリップをスマホにつけておけばシャッターチャンス時に簡単にレンズを取り付けられる。魚眼レンズや万華鏡レンズを使えば現実にはない幻想的な写真を撮影できる。
スマホ用ズームレンズでスマホカメラの活躍の場が広がる
スマホ用ズームレンズを使えば、一眼レフカメラやミラーレスカメラのように、レンズを取り替えて写真撮影の幅を広げられる。これまでは諦めていた場面でも狙った写真を撮影できるようになり、よりスマホのカメラを活用できるだろう。画質については製品によってマチマチのため、仕様やレビューを参考に選んでほしい。(ライター・ハウザー)※Amazonのアソシエイトとして、BCN+Rは適格販売により収入を得ています。