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Rakuten Pasha「今日のレシートキャンペーン」のルールが6月1日から変更 飲食店・184円未満のレシートは対象外に

販売戦略

2022/05/24 18:30

 楽天グループが運営するレシート画像を送付すると楽天ポイントを獲得できるサービス「Rakuten Pasha」は、5月16日から新機能「らくらく申請」を提供するなど、機能強化を進める一方、6月1日から「今日のレシートキャンペーン」のルールを変更し、飲食店のレシート、合計金額184円未満のレシートはポイント付与の対象外とする。
 

スマートフォン向けサービス「Rakuten Pasha(楽天パシャ)」

 Rakuten Pashaは、スーパーやコンビニなど、対象ジャンルの店舗で商品を購入したレシートを撮影して当日中に送付すると楽天ポイントを獲得できるスマートフォン(スマホ)向けサービス。「Rakuten Pashaアプリ」または「楽天ペイアプリ」の「レシート送信でポイント」からアクセスすると、スマホのカメラを使ってレシート画像を撮影してそのまま送信できる。キャンペーンルール変更対象の「今日のレシート」ではレシート1枚につき1ポイント獲得でき、上限は1日5枚(5ポイント)。対象商品のクーポンを事前に獲得したうえで、対象商品が含まれるレシート画像を送付すると指定のポイントが獲得できる「今日のトクダネ」に関しては変更はない。
 
「今日のレシートキャンペーン」のルールを変更の告知

 メインの「今日のトクダネ」の新機能となる「らくらく申請」は、事前にRakuten Pashaで利用中の楽天IDに楽天ポイントカードを登録した上で、「今日のトクダネ」の対象商品を購入すると購入時点で申請が完了し、レシート画像の送付をせずに、各商品に設定されているポイント数を後日獲得できる仕組み。現在、東急ストアの運営するスーパー「東急ストア」「東急ストアフードステーション」「プレッセ」「プレッセデリマーケット」、ポプラの運営するコンビニ「ポプラ」「生活彩家」「くらしハウス」「スリーエイト」が対応しており、今後、対象店舗を順次拡大予定だ。この「らくらく申請」の対象店舗でよく買い物するなら、Rakuten Pashaは比較的少ない労力でポイントがゲットできるお得なポイ活アプリといえるだろう。
 
「今日のトクダネ」の新機能「らくらく申請」利用フローイメージ
 
「らくらく申請」の対象店舗(2022年5月16日時点)

 今年4月26日から、楽天と西友の本格提携開始に伴い、西友・サニー・リヴィンは、会計時に楽天ポイントカードを提示すると楽天ポイントがたまる楽天ポイントカードのサービスを導入し、各店舗で楽天のキャッシュレス決済サービス(楽天Edy・楽天カード・楽天ペイ)で支払うと、楽天ポイントがダブルでたまるようになった。Rakuten Pashaの「今日のトクダネ」には西友・サニー限定のとくダネ商品の設定あり、将来的に、Rakuten Pashaの新機能「らくらく申請」にも対応すると記者は予想する。データ提供側の一般消費者にとってメリットのあるRakuten Pashaの「今日のトクダネ」の「らくらく申請」。東急ストア、ポプラに続いて導入する小売企業に注目だ。(BCN・嵯峨野 芙美)