西武鉄道、2023年春から運賃値上げへ 詳細は後日公表

暮らし

2022/05/14 07:00

 西武鉄道は5月12日に、ホームドアなどのバリアフリー設備の整備を促進するため、2021年に創設された鉄道駅バリアフリー料金制度を導入することを発表した。2023年春からの収受開始を目指す。
 

西武鉄道の代表的車両

 同社はこれまで、1日あたりの利用者数が10万人以上となる、池袋駅、練馬駅、西武新宿駅、高田馬場駅、所沢駅、国分寺駅の6駅へのホームドア整備や、1日あたりの利用者数が3000人以上の駅における段差解消およびホーム上内方線付き点状ブロックの整備を進めてきた。

 今後、鉄道駅バリアフリー料金制度の活用によって、ホームドアをはじめとするバリアフリー設備の整備を加速・推進することで、高齢者や障がいを持つ人だけでなく、すべての利用客が安心・安全かつ快適に利用できるよう取り組んでいく。

 料金設定や整備計画といった詳細は、同制度に基づいて国へ整備などの計画を届け出る際に、あわせて発表する。
 
都市交通・沿線事業の経営改革を進める(5月12日発表 西武ホールディングス2022年3月期 決算補足説明資料より)