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松屋で牛、豚、鶏をコンプリート! パンチの強い新メニュー2品を実食

グルメ

2022/05/02 12:05

 牛めしやカレーなど王道商品に多くのファンがいる松屋が、続々と新メニュー&人気メニューの復活を発表した。今回はそのなかでも注目を集めている2商品を実食し、その魅力をお伝えしよう。かなりハードな2品のパンチ力に勝てるのか?おじさんの胃袋!

実食する松屋の新メニューはこれでもかと
色んな美味しいものをご飯に乗せた2品

部活帰りの高校生なら泣いて喜ぶ、松屋の“肉on肉”

新発売の「豚角煮コンボ牛めし」。
並で680円

 まず紹介するのは、3月29日に発売開始された「豚角煮コンボ牛めし」。持ち帰り容器のフタを開けると、うおー!ゴージャスというかごちゃごちゃというか、やはりパンチ力の強いビジュアルが飛び込んでくる。肉on肉に、温泉たまごまで。では具材を丁寧にご飯に乗せて、いただきます!
 
若者には天国、おじさんにはカオスの強烈ビジュアル

 まず主役となる分厚い豚角煮を頬張ってみると、ふむふむ、柔らかい肉から脂がブシャーと出てきて、こりゃたまらん。八角の風味も感じられて、なかなか本格的な味わいだ。そこに牛めしも放り込む。おー、いつもの牛めしだけど角煮のタレのせいで少し甘い味わいに。
甘辛い豚角煮はライスとのマッチングも最強
 
昭和生まれはトロトロのたまごをみると拝みたくなる

 どんぶりは口からこぼれそうなくらいかっこんで、鼻でなんとか呼吸しながら一気に食すべし!という中学生のときに作ったマイルールに従って、ガツガツいく。温泉たまごの黄身がとろけてタレに混じり、さらに食欲を増進させる。角煮、飯、牛肉、飯、たまご、飯と交互に食べているつもりだが、うっ、角煮が大きいせいかまだ真ん中で鎮座している。こ、これは次のカレーを食べてからいただこう、と完全にびびっていったん休憩。今のところ、美味いがあまりに肉々しく、おじさんにはどんどんキツくなる、といった感想だ。

ビッグチキンと濃厚カレーのダブルパンチで大ピンチ

4月から復活した「ごろごろ煮込みチキンカレー」。
並で630円

 さて、次にいただいたのが4月5日から約1年ぶりに復活した「ごろごろ煮込みチキンカレー」。前回は食べられなかったため、特別楽しみにしていたメニューだ。フタを開けるとカレーのスパイシーな香りが漂う。が、あれ?ごろごろという割には、チキンがあんまり見えない。少なくともごろごろしていないので、ポスターと全然違いますやん!と叫びそうになる。しかし……。
 
お持ち帰り用容器のフタをあけると、
あれ?チキンの姿は?
 
すごい数のどでかチキンがルーに隠れていた!

 ご飯にカレーをかけてみると、ルーに沈んでいたチキンがお目見え。おー、たしかに一口では食べられないくらい大きなチキンがごろごろしている!数えてみるとチキンは6つ。この段階で不思議ところから汗が出てくる。いや、まだ満腹神経は反応していないぞ!と、プラスチックのスプーンを手に取り、まずはひときわ大きなチキンをガブリ。うまーい!柔らか鶏肉がカレーのスパイスと相まって、幸福が口にほとばしる。
 
スプーンから完全にはみ出るチキンのサイズに仰天

 「カレーは飲み物です」という、かつての偉人(ウガンダ)の言葉通り、ルーとご飯をごくごく飲み込んでいく。が、チキンが大きすぎてなかなか喉を通らない。ウガンダさん、世の中には飲めないカレーもあるんですね…と、天井を見上げながらぼやき、さらに肉塊にかぶりつく。ルーはいつもの松屋のものと変わらない印象。しっかりしてどろり感の強いあいつだ。それと六つのビッグチキンが胃袋に右ストレートを打ち続ける。

 美味いがギブ!今回はカレー半分、どんぶりはラストひと口を残してノックアウト。両方並盛りなのに、不甲斐ない結果となってしまった。いや、46歳の弱った胃袋を責めるより、勝者を讃えよう。普段より濃厚な味わいの牛めしに、分厚く油の乗った豚角煮。そしてビッグサイズのごろごろチキンで飲ませてくれないカレー。やはり両方かなりのパンチ力でお腹大満足!良い子のみんなは、どちらか一つだけ食べるようにしよう!(エフェクト・山葉のぶゆき)


※記事中の価格は購入時もの