【記者のひとこと】迫られる事業構造転換
あらゆる業界で「商品販売からサービスへの転換」が進んでいるといわれていますが、ITの世界では今に始まったことではありません。ITビジネスの収益構造が、ハードウェアやライセンスの「売り切り」からサブスクリプション型に変わっていくといった見方は10年以上前から存在し、実際に大手IT製品メーカーのほとんどが「as a Service」の強化に動きました。
一方、現場ではまだまだ商品販売型のビジネスが多くを占めているという現実もあります。売り切りから月額サービスへの転換に伴う一時的な売上高の減少にどう対応するか、営業担当者の評価をどうするかといった課題への対応に時間がかかっているITベンダーは少なくありません。
マイクロソフトはこの秋、パートナープログラムの大規模な刷新を行います。新たなプログラムでは、ソリューションパートナーとしての認定要件に、パートナーの顧客が一定の基準以上クラウドサービスを使用していることが含まれます。売り切りではなく、導入後もサービスを活発に使ってもらうことが必要なため、サブスクリプション型の事業モデルへの転換が遅れているベンダーにも変革を促す内容となっています。(日高 彰)
【記事はこちら】
ビジネスモデルの多様化に対応する ITインフラ各社のパートナー戦略
一方、現場ではまだまだ商品販売型のビジネスが多くを占めているという現実もあります。売り切りから月額サービスへの転換に伴う一時的な売上高の減少にどう対応するか、営業担当者の評価をどうするかといった課題への対応に時間がかかっているITベンダーは少なくありません。
マイクロソフトはこの秋、パートナープログラムの大規模な刷新を行います。新たなプログラムでは、ソリューションパートナーとしての認定要件に、パートナーの顧客が一定の基準以上クラウドサービスを使用していることが含まれます。売り切りではなく、導入後もサービスを活発に使ってもらうことが必要なため、サブスクリプション型の事業モデルへの転換が遅れているベンダーにも変革を促す内容となっています。(日高 彰)
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