ロボットがロビーからオフィスにフードデリバリー、東京ミッドタウン八重洲で初導入
三井不動産は、八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として開発を推進している「東京ミッドタウン八重洲」で、最先端技術を生かしたDX推進の一環として導入する各種ロボット・サービスの詳細を決定した。また、同サービス導入にあたっての実証実験をUber Eats Japanを含むパートナー企業とともに「日本橋室町三井タワー」の三井不動産自社オフィス内で実施した。
コロナ禍で広がりを見せているフードデリバリーサービスだが、これまではセキュリティの観点からデリバリー配達員はオフィスロビーなどで受け渡しを行っていた。そのため、高層階で働くオフィスワーカーはロビーまで降りて品物を受け取るという不便さを感じていた。
今回、「東京ミッドタウン八重洲」では、ロボットがオフィスロビーで配達員から品物を受け取り、オフィスワーカーに直接デリバリーをするサービスを初導入する。これにより、オフィスワーカーの利便性が向上するとともに、配達員とオフィスワーカーとの接触がなくなることで新型コロナウイルス感染症対策にも寄与する。また、このサービスは「東京ミッドタウン八重洲」館内にある飲食店のテイクアウト品のデリバリーにも対応する。
三井不動産の既存オフィスビルでは、労働力不足への対応という観点から清掃ロボットなどの活用を進めてきた。ただし、これまではオフィスビル内でのロボット移動で人がエレベーターに同乗する必要があり、完全な省人化を実現できていなかった。今回の「東京ミッドタウン八重洲」では、建物の実施設計者である竹中工務店とともにロボットフレンドリーな建物の構築を行っている。清掃ロボットは、エレベーターを自分で呼び乗降する階を指定することができ、完全な省人化が実現可能となった。
運搬ロボットを活用することで、集荷業務などで重量のある荷物を誰でも移動させることが可能となり、さらに多様な人材の就業が可能となる。これにより、日本政府が提唱する「Society 5.0」の“ロボットなどの技術で人の可能性が広がる社会の実現”を推進する。
これらのロボットを「東京ミッドタウン八重洲」で導入するにあたり、「日本橋室町三井タワー」での実証実験を実施した。
また、「東京ミッドタウン八重洲」では最先端技術を用い、「リアルエステート・アズ・ア・サービス」を実現する取り組みを行っている。「リアルエステート・アズ・ア・サービス」は、街を“施設”すなわちモノで捉えるのではなく、「働く」「遊ぶ」「暮らす」といった「人」の行動を提供する「サービス」で捉える街づくり。例えば、首都圏の大規模オフィスとしては初の「完全タッチレスオフィス」として、顔認証によるオフィス入退館システムの導入、専有部入口の自動ドア化などにより、オフィスワーカーは一切接触行為を行うことなく、ハンズフリーで快適に執務室への入室が可能となる。
さらに、オフィスビル内でのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために、ロボット活用の検討を進めてきた。同施設では、これまでのオフィスビルでのロボット導入の大きな障壁であった、ロボットの垂直移動と水平移動を実現するため、自動ドアの積極的な活用に加えてエレベーターやセキュリティドアとの通信や連携を可能にした。これにより、ロボットの完全自律走行が実現し、「実証実験」にとどまらない、ロボット活用の本格導入を同施設から開始する。完全自律走行時のオフィスワーカーの安全安心にも配慮し、ロボットにより人の可能性が広がる、ロボットフレンドリーなオフィスビルを目指す。
今後、同施設では積極的に5Gを活用した様々な取り組みも導入する。こうした最先端の取り組みを通じ、オフィスワーカーにプレミアムなビジネスライフを提供していく。
コロナ禍で広がりを見せているフードデリバリーサービスだが、これまではセキュリティの観点からデリバリー配達員はオフィスロビーなどで受け渡しを行っていた。そのため、高層階で働くオフィスワーカーはロビーまで降りて品物を受け取るという不便さを感じていた。
今回、「東京ミッドタウン八重洲」では、ロボットがオフィスロビーで配達員から品物を受け取り、オフィスワーカーに直接デリバリーをするサービスを初導入する。これにより、オフィスワーカーの利便性が向上するとともに、配達員とオフィスワーカーとの接触がなくなることで新型コロナウイルス感染症対策にも寄与する。また、このサービスは「東京ミッドタウン八重洲」館内にある飲食店のテイクアウト品のデリバリーにも対応する。
三井不動産の既存オフィスビルでは、労働力不足への対応という観点から清掃ロボットなどの活用を進めてきた。ただし、これまではオフィスビル内でのロボット移動で人がエレベーターに同乗する必要があり、完全な省人化を実現できていなかった。今回の「東京ミッドタウン八重洲」では、建物の実施設計者である竹中工務店とともにロボットフレンドリーな建物の構築を行っている。清掃ロボットは、エレベーターを自分で呼び乗降する階を指定することができ、完全な省人化が実現可能となった。
運搬ロボットを活用することで、集荷業務などで重量のある荷物を誰でも移動させることが可能となり、さらに多様な人材の就業が可能となる。これにより、日本政府が提唱する「Society 5.0」の“ロボットなどの技術で人の可能性が広がる社会の実現”を推進する。
これらのロボットを「東京ミッドタウン八重洲」で導入するにあたり、「日本橋室町三井タワー」での実証実験を実施した。
また、「東京ミッドタウン八重洲」では最先端技術を用い、「リアルエステート・アズ・ア・サービス」を実現する取り組みを行っている。「リアルエステート・アズ・ア・サービス」は、街を“施設”すなわちモノで捉えるのではなく、「働く」「遊ぶ」「暮らす」といった「人」の行動を提供する「サービス」で捉える街づくり。例えば、首都圏の大規模オフィスとしては初の「完全タッチレスオフィス」として、顔認証によるオフィス入退館システムの導入、専有部入口の自動ドア化などにより、オフィスワーカーは一切接触行為を行うことなく、ハンズフリーで快適に執務室への入室が可能となる。
さらに、オフィスビル内でのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために、ロボット活用の検討を進めてきた。同施設では、これまでのオフィスビルでのロボット導入の大きな障壁であった、ロボットの垂直移動と水平移動を実現するため、自動ドアの積極的な活用に加えてエレベーターやセキュリティドアとの通信や連携を可能にした。これにより、ロボットの完全自律走行が実現し、「実証実験」にとどまらない、ロボット活用の本格導入を同施設から開始する。完全自律走行時のオフィスワーカーの安全安心にも配慮し、ロボットにより人の可能性が広がる、ロボットフレンドリーなオフィスビルを目指す。
今後、同施設では積極的に5Gを活用した様々な取り組みも導入する。こうした最先端の取り組みを通じ、オフィスワーカーにプレミアムなビジネスライフを提供していく。