近年のサイバー攻撃は巧妙化を続けており、対策も難しくなっています。その中で、有効とされているのがゼロトラストに基づいた対策です。ゼロトラストを実現させるための手段としてSASE（Secure Access Service Edge）への関心が高いですが、マイクロセグメンテーションも有効なアプローチ手法として注目を集めています。

　調査会社の米フォレスターも「ゼロトラスト」の考え方に基づく新しいセキュリティ対策として、マイクロセグメンテーションについて調査結果を発表しています。

　マイクロセグメンテーション技術を活用したセキュリティ製品を提供する米イルミオ（Illumio）は2021年11月に日本法人を設立、国内市場の開拓を本格的に開始しています。同社のマイクロセグメンテーションに強みや戦略などは下記記事をご覧ください。

　そのほかにも、大手CDNベンダーのアカマイ・テクノロジーズは昨年、イスラエルのガーディコア（Guardicore）を買収。マイクロセグメンテーション製品の提供を年内に開始すると発表しています。今後、マイクロセグメンテーション関連の市場はどんどん拡大していきそうです。（岩田晃久）

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イルミオジャパン 国内市場の開拓を本格化 マイクロセグメンテーション技術でセキュリティ強化