その家電、本当に必要? 新生活に欠かせない家電を見極めて費用を節約
新生活を迎えるに当たり購入が必要なものの一つが家電だ。家電量販店では「家電セット」として多くの種類の家電がひとまとめにされて販売されているが、本当にそれらすべてが必要とは限らない。自分にとって必要な家電を見極めることで何かとお金がかかる新生活の費用を節約できるだろう。
TVerなどのアプリを使えばテレビ番組をスマートフォンから視聴することはできるので、テレビがないからといってテレビ番組が見られないわけではない。部屋の一等地に置くことが多いテレビがなければ家具や家電のレイアウトの自由度も上がるだろう。もし大画面が欲しいなら、液晶ディスプレイやプロジェクターでも足りる。
1. 冷蔵庫
冷蔵庫はあった方が良い家電の筆頭に挙げられる。買い物の回数を減らすための食品のまとめ買いや忙しいときに簡単に食べられる冷凍食品の備蓄など、活躍の幅は広い。安い冷蔵庫のなかには冷凍機能がないものがあるので注意してほしい。また、冷蔵庫の電気代は一般的に大型の方が安いことも覚えておくと良いだろう。初期費用に対する予算と相談したい。2. 洗濯機
最近はコインランドリーの数が増え、洗濯機がなくても洗濯はできる。ただ、長期的なランニングコストで見ると洗濯機に軍配が上がる。CHINTAIの試算によると一人暮らしなら2年で洗濯機購入費の元が取れるとのことだ。乾燥機能がついた洗濯機なら洗濯物を干す必要がなくなり、手間が減るほか花粉症対策としても有効だろう。3. 電子レンジ
電子レンジはコンビニ弁当の温めや冷凍食品の解凍・調理に活躍するためあると便利な家電といえる。特にあまり自炊をしない場合には必須といえるだろう。料理好きの人にとっても、オーブン機能がついた電子レンジを選べば料理の幅が広がる。パンをおいしく焼ける電子レンジを選べばトースターが不要になり、スペースの有効活用にもつながるだろう。4. 冷暖房器具
最近は暑くなったという声がよく聞かれるが、気象庁によると実際この100年で東京の平均気温は3.2度上昇したという。この先も平均気温は上昇し続けるとみられ、夏はどんどん暑くなりそうだ。このため、エアコンなどの冷房器具の購入は必須といえるだろう。引っ越しが夏の場合は早めに手配してほしい。また、冬が極端に寒くなくなるわけではないので、エアコンで十分でなければその他の暖房器具の購入も検討すべきだろう。5. 照明器具
見逃されがちなのが照明器具の購入だ。持ち家にしろ賃貸にしろシーリングライトが最初からついていないことがあり、購入を忘れると夜は真っ暗ななかで過ごさなくてはいけなくなる。また、最初からついている照明器具が蛍光灯や白熱灯の場合はLEDへの交換がおすすめだ。電気代が安く寿命も長いため、長い目で見ると得になるだろう。不要もしくはなくてもかまわない4つの家電
家電量販店で「新生活セット」に含まれている家電のなかにも不要またはなくてもかまわないものがある。その代表的なものを4つ紹介しよう。1. テレビ
最近はテレビを見る人が減っており、スマートフォンなどによるネット動画で十分という人が増えている。テレビはそれなりの価格の家電であるため、不要であれば費用を大きく節約できるだろう。TVerなどのアプリを使えばテレビ番組をスマートフォンから視聴することはできるので、テレビがないからといってテレビ番組が見られないわけではない。部屋の一等地に置くことが多いテレビがなければ家具や家電のレイアウトの自由度も上がるだろう。もし大画面が欲しいなら、液晶ディスプレイやプロジェクターでも足りる。