楽天グループと日本郵便は3月28日に、楽天グループが運営するフリマアプリ楽天「ラクマ」で、両社が連携して提供する配送サービス「かんたんラクマパック（日本郵便）」における「ゆうパケットプラス」の提供を開始した。


　「ゆうパケットプラス」では、幅17×高さ7×奥行き24cmの「ゆうパケットプラス専用箱」を使用することで、郵便局やローソンから全国一律の料金で商品を配送できる。

　専用箱は、ワンピースなど春夏物衣類に適しており、出品者が楽天ラクマで商品の出品手続きをする際に、発送方法の選択項で「かんたんラクマパック（日本郵便）」の「ゆうパケットプラス」を選択することで利用可能になる。

　楽天ラクマでは、ファッション関連カテゴリの取り引き数がもっとも多く、春から夏にかけて活性化する、ワンピースなど軽衣料と重衣料の中間にあたる衣類の取り引きでは、Tシャツなどの軽衣料品と比較して梱包の際に厚みがあるものの、コートなど重衣料ほど体積はない。そのため、既存の配送サービスにあてはめると「ゆうパケット」では小さく、「ゆうパック」では大きすぎるという課題があり、軽衣料と重衣料の中間に対応する配送方法を求める要望が多かったことから、今回の「ゆうパケットプラス」の提供に至った。

　内容物を入れた後の重さは2kgまでで、配送料金は380円（全国一律）。「ゆうパケットプラス専用箱」の価格は65円。